日本サッカー協会は、招致を進めていた2023年の女子ワールドカップについて、総合的に厳しい状況になっているとして、招致から撤退することを決めました。 2023年の女子ワールドカップは日本、コロンビア、それに共催を提案しているオーストラリアとニュージーランドの合わせて3つの候補地が争っていて、今月25日、FIFA=国際サッカー連盟の理事によるオンラインによる投票で、開催地が決まることになっています。 日本サッカー協会は、招致の成功を来年秋に開幕する女子のプロリーグ「WEリーグ」とともに、女子サッカーの普及や強化につなげる大きな柱として位置づけ、国内の8つの都市に試合会場を設ける計画を示していましたが、22日、臨時の理事会を開き立候補を取り下げることを決めました。 日本サッカー協会の須原清貴専務理事は理事会のあと記者会見し、立候補を取り下げた理由について「女子の世界一を決める大会はワールドカッ