米Googleは米国時間2008年5月19日,オンライン医療情報管理サービス「Google Health」のベータ版を公開した。同社Search & User Products部門担当副社長のMarissa Mayer氏が,同社の公式ブログへの投稿で明らかにした。ユーザーは自分の医療情報をオンラインで収集,保存,管理できる。利用は無料だが,現時点で同サービスを利用できるのは米国のみ。 Google Healthでは,病院や処方薬局などと連携可能なプラットフォームを採用し,カルテ,処方履歴,検査結果といったデータを自動的に取り込めるようにしている。データはオンラインで管理するため,ユーザーはセカンド・オピニオンが必要な場合や,転院するときなども,自分の医療記録に容易にアクセスし,他の病院と共有できる。 データにアクセスできるのは,デフォルトでユーザーのみに限定されており,ユーザーが許可しない