2012/05/15 08:05 クラウドや運用管理にまでOSSの勢力圏が拡大 LinuxやWeb/アプリケーションサーバーから企業に浸透してきたOSS。 最近では、クラウドやビッグデータなどのOSS発の新技術はもちろん、 データベースや運用管理などにも活躍の範囲を拡大し続けている。 各企業への取材から見えてきたOSSの動向をまとめた。OSSと言えば、OSやミドルウェアが真っ先に思い浮かぶが、企業ITで利用可能な範囲はさらに広がり続けている。動向に詳しい複数のベンダーの協力を得て、主要なOSSをピックアップ、ジャンル別に整理したものが18ページの図3-1である。大量データの処理基盤「Hadoop(詳しくは弊誌2012年3月号参照)」や、スマートフォン向けOS「Android(同2012年1月号参照)」などの新技術から、統合運用監視やセキュリティなど、企業ITの安定稼動に欠かせない技術まで、