abogardのブックマーク (4)

  • 『ちくま日本文学012 中島敦』 - logical cypher scape2

    何となく始まった、大正・戦前昭和文学読むシリーズ 今度は、中島敦 中島の場合、大正時代=子ども時代なので、作家として活動が始まったのは昭和に入ってから。1942(昭和17)年に33歳で病没している。 中島と言えば、教科書にも載っている「山月記」が有名であり、自分もそれくらいしかイメージがなかったが、こうやってまとめて読むと、色々やっていて面白い。 面白いというか、こういうテーマをこういう見た目(中国とかオリエントとか)で作って、この完成度で仕上げてるのがすごいな、と。 逆に言うと、ほんと若くして亡くなったのが惜しい、というのはこういうことを言うのか、とも思った。 昭和17年発表になっている作品が多いが、中島は1934年に一度『中央公論』の懸賞に作品を応募しているがその時は選外佳作で、その後も作品を書き続けているが、日の目を見るのが1942(昭和17)年で、2月に「山月記」「文字禍」が『文學

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    abogard
    abogard 2025/02/04
  • 上田早夕里『リラと戦禍の風』 - logical cypher scape2

    第一次世界大戦下のヨーロッパ、西部戦線で瀕死となったドイツ人兵士イェルク・ヒューバーが、不死者である伯爵に助けられ、リラという少女を護衛するよう依頼される。リラと行動をする中で、銃後の困窮を知った彼は、情報や糧の闇取引に携わるようになる。 戦争がシステム化した時代に、人間性をなくさないために人間をやめた男の話。 上で「不死者の伯爵」と書いた通り、作品は「魔物」が登場するファンタジーではあるが、ファンタジーが主眼ではなく、あくまでも第一次世界大戦をメインテーマとした作品となっている。 ということをわざわざ書くのは何故かというと、読むに至った経緯とも関係している。 元々、刊行当時に書評を見かけたりして、上田早夕里の歴史物の新作ということで気になっていたが、なかなか読めずにいた(それ自体はこのに限ったことではない)。そうした中で、ファンタジー要素の存在が何となく気がかりで、ずるずると優先度

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    abogard 2023/12/22
    ちょっと大蟻喰先生味な印象を受ける。日本人作家による過去の外国の戦争を扱った作品というのも、面白い作品は多い。
  • 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 - logical cypher scape2

    公開直後からSNSで絶賛の嵐となり、それを受けて見に行った人もまた絶賛する流れとなっており、そりゃ見に行くしかないなと思って見に行ったら、全く評判に違わずめちゃくちゃ面白かった 自分は『ゲゲゲの鬼太郎』についていうと、子どもの頃にTVアニメ見てたくらいで、水木しげるの原作は未読(いや、1,2年前に1冊だけ読んだかな)。6期も、放映当時に3、4話くらいまでは見てたのだけど、結局そのまま見そびれている感じ。 なので、鬼太郎については、ミリ知らではないものの、通り一遍のことしか知らない程度。だからこそ、作も当初はわりとスルー気味だった。 なお、作を見ることを決めた後に、6期についてYoutubeで無料公開されている話があったのでそれだけ見てみたら、水木や目玉になるまえの目玉おやじが登場していて「伏線っっ」となったw 周知の通り、昭和31年を舞台にした、鬼太郎の父親と水木という青年の話なので、

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    abogard 2023/12/05
  • 死者が汝の妻を寝取るだろう - 新・凡々ブログ

    クラーク=アシュトン=スミスの"The Dead Will Cuckold You"を日語に翻訳してみた。 www7a.biglobe.ne.jp これはゾティークを舞台にした戯曲で、執筆中であることをスミスは1951年2月22日付の手紙でダーレスに知らせている。4月15日、完成した作品がダーレスのもとに送られたが、このときスミスは原稿をシングルスペースで清書していたそうだ。出版社に送る清書稿はダブルスペースにするのが慣例なので、スミスは発表できるとは期待していなかったのだろう。 折しもアーカムハウスはThe Dark Chateau and Other Poemsと題するスミスの詩集を刊行しようとしていたが、"The Dead Will Cuckold You"を読んだダーレスは収録を見合わせると1951年5月18日付の手紙でスミスに伝えた。収録作を詩だけで統一したいからというのが理由

    死者が汝の妻を寝取るだろう - 新・凡々ブログ
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    abogard 2021/01/11
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