沖縄の深海熱水噴出孔の近くで生息する微生物が、電気エネルギーを用いて二酸化炭素(CO2)から有機物を作り出して増殖することを、海洋研究開発機構(JAMSTEC)などのグループが実証した。「光合成」の「光」を「電気」に置き換えたような合成反応であり、光や有機物が少ない環境でも微弱な電気を利用すれば、生命活動を維持できることを意味しているという。 地球を覆う岩盤であるプレートの境界がある深い海底には、しみこんだ海水が地熱によって温められ、高温の水となって噴き出す熱水噴出孔が存在する。噴出孔の周りには、冷えて析出した沈殿物が煙突状に堆積した「チムニー(煙突)」ができる。

