【シリコンバレー=渡辺直樹】米半導体大手クアルコムが全体の約3%にあたる約1200人の従業員を削減することが12日、明らかになった。世界のスマートフォン市場の低迷に伴い、得意とするモバイル用半導体の販売が減少していることから、コストを削減する。米CNBCなどがカリフォルニア州の雇用開発局の提出資料に基づき報じた。同州のサンディエゴとサンタクララの2つのオフィスで従業員を削減する予定で、拠点の閉
スマートフォン(スマホ)向けプロセッサSoC大手のQualcommが、米国カリフォルニア州サンディエゴの本社とシリコンバレー(サンタクララ)オフィスで合計1258人の従業員を12月13日までに解雇することがカリフォルニア州雇用開発局への提出書類で明らかになった。米国の複数メディアが報じている。 それらによるとサンディエゴ本社で解雇されるのはエンジニアのみならず法律顧問、経理、総務まで750を超える職種に及ぶという。 Qualcommは世界的なモバイル製品の販売不振を受けて主力製品であるスマホ用SoCの売り上げが減少していることから、2023年8月に発表した2023年会計年度第3四半期(4~6月期)の決算では、売上高が前年同期比23%減の84億5100万ドルに低迷したことを報告している。第4四半期(7~9月期)の決算は11月1日に発表予定だが、年内の回復のめどは立っていないものと見られている
DMM GAMESは、同社が提供するオンラインゲームに向けてDMM GAMES規約の更新を行った。主な変更点として「ゲームに1年間ログインしなかった場合、プレイヤーデータを削除できる」という条項が追加されている。 ゲームに1年間ログインしないとデータ削除? DMM GAMESが規約改定、『艦これ』も対象 DMM GAMES規約に対して規約の構成や文言等の見直しなど全面的な改定が行われており、その中で追加された内容。「お客様が、当社が提供するゲームに1年間ログインしなかった場合、当社が、そのゲームにおけるお客様のプレイデータを削除できる旨の規定を追加しました(抜粋)」と案内されており、今後DMM GAMESのゲームをプレイするには新しい規約に同意する必要がある。 更新画面 なお、同様に規約の適用を受ける『艦隊これくしょん-艦これ-』では現在Google Chrome等のブラウザでゲーム画面が
2023年に入り、通信品質の低下に悩まされていたNTTドコモ。SNSで同社の“パケ詰まり”を訴える声は、日増しに増えている。事態を重く見たドコモは、4月に都市部の超高トラフィックエリアで発生している品質劣化の改善策を発表。基地局のチューニングや増設を夏までに行うことを明かした。その対策が7月に完了し、東京の渋谷、新宿、池袋、新橋といったエリアでは一定の改善効果が見られている。 一方で、上記4カ所でも依然として時間帯や場所によっては通信品質が大きく低下することがある。また、パケ詰まりが発生するのは東京都の上記4カ所に限った話ではなく、比較的人が集まりやすいエリアであれば、都道府県を問わずに起こり得る話だ。実際、対策の完了を発表した後も、通信品質の低下を示すSNSの投稿はたびたび目にする。このような中、ドコモは通信品質の改善に向け、次の一手を導入する。 トラフィックとキャパシティーのバランスが
Microsoftは、VBScriptとNTLM(NT LAN Manager)を非推奨化の後に廃止する旨を表明した。前者はWindows 95時代の技術でOSに限らず、WebサーバーのIIS(Internet Information Server)でも動作するスクリプト言語である。当時はJavaScriptを直接使用するのか、JavaScript互換のJScriptを選択すべきか判断できず、趣味のawkスクリプトを書きながら動向を観察するにとどまっていたものだ。 WSH(Windows Script Host)のコアエンジンに採用されたVBScriptはOSの動作も制御できたため、バッチファイルを置き換える存在として注目を集めたが。その後はWindows PowerShell、PowerShellと、自動実行の基盤は変化していく。 2023年現在、VBScriptをOSやWebサーバーで
三菱UFJ銀行など10金融機関で約250万件の送金が滞った全国銀行データ通信システム(全銀システム)の障害は、各金融機関と同システムをつなぐ機器の容量(メモリー)不足が要因だったことがわかった。機器の更新で処理量が増え、想定の容量を超えてパンクした。事前のテストが不十分だった可能性もあり、検証が求められる。 全銀システムを構築するNTTデータなどは16日までに中継コンピューターのメモリー不足が
富士通の本社移転先となる同社川崎工場(「Wikipedia」より) 大手IT企業の富士通で以前働いていた元システムエンジニア(SE)が「退職した理由」を綴ったインターネット上の投稿が、一部で話題を呼んでいる。そこには、開発環境の古さや、無気力な人材や組織体制の問題、給与面を含めた待遇の悪さなどが書かれている。「5年いた富士通を退職した理由」というタイトルの投稿は、「5年間エンジニアとして務めた富士通を一昨年退職した」「自分の半径5m以内で起こった幼稚な理由にフォーカスを当てる」と始まり、「開発環境がだめ」という項目では 「メモリ4GBのセレロン使ってた。もちろんSSDじゃなくてHDD。PCは富士通製のミドルクラスのノートPCしか支給されなかった。Macなんか認めん!iOSアプリも富士通PCで作れ!(本当にあった話)」 と、貧弱な開発環境を嘆いている。自身もIT企業でSEとして働いた経験があ
都市部を中心に、通信品質の著しい低下が指摘されているNTTドコモ。5Gのネットワーク整備に4Gから転用した周波数帯を活用することに消極的で、5Gの面展開が遅れたことが品質低下要因の1つと見る向きが多いが、過去を振り返るとNTTドコモが“つなぎ”の技術に消極的な傾向が見えてくる。一体なぜだろうか。 通信品質低下の問題に新技術で対策 コロナ禍からの人流回復によるトラフィック急増で、都市部を中心に通信品質が著しく低下し、不満の声が急増したNTTドコモ。事態を重く見た同社は、とりわけ通信品質が大きく低下している東京都内の4エリアに向けた通信品質対策に取り組み改善を図ったが、同社の通信品質に不満を挙げる声は他の地域からも聞かれる。 そうしたことからNTTドコモはより抜本的な通信品質対策を進めるべく、2023年10月10日に将来を見据えた全国ネットワークの集中品質対策を、2023年12月までに進めるこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く