JR北海道 電力需給逼迫警報なら10区間運休 1万3千人に影響 (07/21 09:18) JR北海道は20日、北電の計画停電が実施される恐れが高まり、政府が電力需給逼迫(ひっぱく)警報を発令した場合、宗谷線の名寄―稚内、函館線の小樽―長万部など10区間について、発令翌日の始発から終日運休すると発表した。代替交通手段は用意しないが、停電の長期化が予想される際はバス運行を検討する。 影響を受ける列車は「スーパー宗谷」「サロベツ」の特急6本と普通・快速229本の計235本で、1日当たりの乗客は計1万3千人。10区間は信号や踏切などの運転関連設備が計画停電の対象区域にあり、同社は停電時の安全運行が確保できないと判断した。いずれも計画停電の複数の区割りにまたがり、停電する地点が時間帯で変わるため一部運休での対応は困難という。 札幌―函館、札幌―釧路など他区間の運転関連設備は、計画停電の対象外となっ