日ハム対オリックス戦で始球式を努める葛西選手(右、左は斎藤佑投手)(29日、札幌ドームで)=鈴木毅彦撮影 札幌ドームで行われた日本ハム―オリックス戦で29日、ソチ五輪ジャンプ個人ラージヒルで銀メダル、団体で銅メダルを獲得した葛西紀明選手(41)(土屋ホーム)が始球式に登板した。 6月6日の誕生日にちなんだ背番号「66」と「LEGEND KASAI」の文字が入ったユニホーム姿で登場すると、いきなり同い年の一塁・稲葉篤紀選手に向かってけん制球。続いてホームにカーブを投じ、1バウンドで本塁上を通過した。 けん制は、親交のある稲葉選手と直前に打ち合わせていたらしい。人生初の始球式を終え、「手が震えるほど緊張したけど、最高の舞台だった」と笑顔で振り返った。