最近では、BGMを利用していながら音楽著作権の手続きが済んでいないとして、日本音楽著作権協会(JASRAC)が6月9日に全国の171事業者・258施設に対して全国の簡易裁判所に民事調停を申し立てを行ったことが記憶に新しい。JASRACは2002年からBGMを流す施設の著作権管理を開始しており、業務用BGMとして音源を利用する場合は店舗ごとに著作権の手続きが必要になる。こうした流れを受け、宇野会長は「各店舗のイメージに合った楽曲を安全に使って空間作りに生かしてほしい」と話す。 OTORAKUは、USENが提供する300万曲以上の楽曲を約300あるプレイリスト(1つに付き約300曲)ごとに利用できるもので、店舗ごとにiPadアプリを通して手軽に好きなプレイリストを選べるのが特徴だ。また、自分でプレイリストの作成ができるほか、好きな楽曲をすぐに頭出し再生できる「カットイン機能」も搭載する。