荻窪駅からすぐのヴィレッジヴァンガードダイナー(C)サイゾーウーマン 「遊べる本屋」として一世を風靡したヴィレッジヴァンガード、通称ヴィレヴァンの赤字化や経営難が、ここ最近取り沙汰されています。 経済メディア「東洋経済オンライン」は1月18日、チェーンストア研究家・ライターである谷頭和希氏の「ヴィレヴァンが知らぬ間にマズいことになってた 『遊べる本屋』はなぜ魅力を失ってしまったのか」を公開。サブカルの聖地として栄えたヴィレヴァンは、SNSを通じて人々の好みが多様化し、“サブカル”という言葉の輪郭が曖昧になったことにより、空間としての魅力を失ったと説いていました。 ヴィレヴァン発祥の地・名古屋に生まれ育ち、高校時代、友人と連れ立って店舗に足しげく通っていたアラフォーの筆者にとって、昨今の凋落には悲しみを禁じ得ません。しかし同時に、もう十年近く、ヴィレヴァンに行っていなかったことを思い返し、自