セキュリティ対策への支出は低下傾向にあり、ユーザーの3割近くはお金をかけない――NTTアドの調査でユーザーのセキュリティに対する意識と対策の実態が明らかになった。 エヌ・ティ・ティ・アド(NTTアド)は3月31日、ユーザーのインターネットセキュリティに対する意識と対策の実態を調べた調査を公表した。 調査では、インターネットセキュリティの自衛策への認知度は高いが、実際には自衛しきれていないことが明らかになった。「不審なメールを開封しない」と答えたのが97%を占め、「迷惑メールへの返信/添付ファイルへのアクセス」「不審なソフトウェアのダウンロード」「チェーンメールの転送」「知らないサイトへの個人情報の登録」をしないと答えたのは8割以上となった。実施している対策として8割以上を占めたのが「不審なメールを開封しない」「迷惑メールへの返信/添付ファイルへのアクセスをしない」だった。 購買や契約といっ