魚の未来を話し合う(左)から佐々木ひろこシェフス・フォー・ザ・ブルー理事、、花岡和佳男(株)シーフードレガシー社長、宮原正典水産機構理事 水産改革法が成立し、新しい資源管理が始まる。日本周辺の海を再び豊かな海にするには何が必要か。資源評価を担う水産研究・教育機構の宮原正典理事長、日本にサステイナブル(持続可能)なシーフードを根付かせたいと活動するシーフードレガシーの花岡和佳男社長、シェフらとともに海の未来を考えるシェフス・フォー・ザ・ブルーの佐々木ひろこさんの3人が日本の魚の未来を語り合った。 ◇司会/水産資源の改革は、法改正の“一丁目一番地”に位置付けられています。これからの日本の新しい資源管理を考える第一歩として、水産の世界以外の方の声も交え、話していただきたい。 ◆宮原氏/サンマは、昨年は獲れたというが、前年よりはいいという程度。サバだってよくなったといわれていますが、まだ小さいサバ