グリッドの設定変更で図形の操作を自由に グリッドとは、オブジェクトを綺麗に揃えるための一種のガイドラインだ。Wordでは、オブジェクトを移動したり、図形を作成したりする際に、カーソルがグリッドに吸着してオブジェクトが揃うようになっている。 ただし、図形は初期設定でグリッドに吸着するようになっているのだが、それゆえに小刻みにしか移動させることができない。結果的に、必ずしもカーソルがグリッド吸着する状態が便利とは限らない例を前回紹介した。 言い換えれば、グリッドにカーソルが吸着しないように設定を変更できる方法を知っていれば、状況に応じてグリッドを使いこなすことができるというわけだ。グリッドの設定を変更する方法は次のとおりである。 Word 2007なら、「ページレイアウト」タブの「配置」から「配置」をクリックしてメニューを表示し「グリッドの設定」を選択する。 Word 2003なら、「図形描画