少なくない数の大学が、東京五輪のボランティアに参加した学生に単位を与えることを検討しているという。また、大会期間中は授業を行わず、ボランティアの事前研修に参加するために授業を欠席した場合は公欠にするという大学もあるようだ。 これに対し、対価を求めてボランティアを行うことはボランティアではないという声も出ている。 東京五輪のボランティアは「学生が主力」という話もあり、文科省は大学に対し大会中に授業を行わないことを求める通知を出している(毎日新聞)。しかし、大学生には授業だけでなく就職活動などもあるほか、昨今では生活費や学費を稼ぐためにアルバイトをせざるを得ない学生も少なくないため、なかなか見通しは難しいようだ(日経新聞)。