いまになって「モテ」本を読むことについて Skype読書会にあわせて『すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)』を読みました。いまだに独身。それなりの過程はあれど「いま/ここ」には何も残っていません。そろそろ夫婦関係の秘訣や子育て日記を書いていても良い年代なのにも関わらず、未だに「モテ」についての話をしている事がひとつの隘路となっています。 本書はタイトルこそ『すべてはモテるためである』となっていますが、実際に語られるのは「なぜモテたいのか?」「どういうふうにモテたいのか?」という理想像の掘り下げであり、その理想像と現実とのギャップを埋めるための方法論です。 一般論をいくら並べても人はどこにも行けない。 ビジネス要求 < 現状のケイパビリティ + 課題(≒ソリューション) ビジネス要求 - 現状のケイパビリティ < 課題(≒ソリューション) これはコンサルティングの基本的な考え方でもあり