印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「スマートフォン・アプリが病気を治療する」。そんなアプリの開発に挑んでいるのが、医療ITベンチャーのキュア・アップだ。ニコチン依存症などを治療するアプリの共同研究と承認に向けた臨床研究を大学と取り組んでいる。医療×Techを創造する同社のアプリは、医療現場にどんな影響をもたらすのだろう。 第3の治療法に挑むキュア・アップ 体重や血圧など日々の健康を管理するスマホ・アプリは、数多く開発されている。対して、キュア・アップが開発するアプリは全く異なる。医学会などで証明されている治療のガイダンスなどを盛り込んだもので、佐竹晃太社長は「どのタイミングで治療するかなど、医師1人ひとりが培ってきたノウハウや暗黙知を掘り出し、アルゴリズム化した」と説明