今や現代人の生活において欠かせない存在となったTwitterやFacebook。これらのソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNS)のユーザーは増えていく一方で、現在Facebookには写真や動画、そして自分の想いを他人と共有するために7億5千万人のユーザーが登録しているという。しかしそんななか、SNSに関するある懸念が浮上してきた。 その懸念とは、SNSが常に自分の日常へのフィードバックを求める「自分を見て!構って!」世代を作り出しているというもの。この考えを提唱したのは、オックスフォード大学の薬理学教授バロネス・グリーンフィールド氏で、彼は拡大するネット上での友達の輪、そしてコンピューターゲームの利用が人々の脳に多大な影響を与えていると主張している。 こういったネットの動きはユーザーの集中力を低下させ、安易に得られる快楽への欲求を高め、そして会話中のアイコンタクトなど非言語能