高野山、最終日。 雪が激しく降ってきたので、 大阿様も、 「車で来た人は降りられなくなる前に、 山を降りてください。」 との事。 僕は、 電車で来ていたのだけど、 天気予報によると、 四国でも雪の予報が出ていたので、 最後の1時間半だけ、 早退させていただく。 翌日は、 高野山出張のためにずらしてもらった、 元檀家長老の7回忌なので、 四国に帰らないわけにはいかない。 さいわい、 高野山を少し降りると、 雪は降っていなかった。 考えさせられる事の多い伝授だった。 難波に降りると、 クリスマス商戦真っ直中。 この雰囲気が、 電車で2時間の間にある事が不思議な感覚だが、 それは素晴らしい事と思う。