読者の皆様こんにちは。 今小学校で広がりを見せている教育の一つに、 小学生向けの心臓マッサージとAEDの講習があります。 目の前で倒れた人に対して、その場に居合わせた人が、 救急隊や医師に引き継ぐまでの間に行う応急処置は、 BSLD(一時救命措置)と呼ばれます。 学校内へのAED設置が進展し、不足に生じた生徒の心停止から 救命される事例が増えつつあります。 その一方で、AEDが設置されていたにも拘わらず、 それが適切に使われずに失われた命もあります。 心停止発生直後の救命体制を念入りに準備すれば、 救命率を向上させることは、決して難しいことではありません。 一般に若者ほど心停止からの救命率が高い事は、知られています。 学校では、心停止の瞬間が目撃されやすく、周囲に人がいることも 多いので、日頃からの訓練、周到な準備、緊急時の連携体制などの 整備によって、更に高い救命率が期待できます。 この