ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (10)

  • ネットで「承認欲求」が使われるようになっていった歴史 - シロクマの屑籠

    この記事では、インターネットやメディア上で承認欲求という言葉が使われるようになっていった経緯について、個人的にまとめてみる。 現在、承認欲求という言葉はネットスラングのように用いられている。と同時に、著明な学者さんが「承認」という言葉を使ったり、承認欲求をメインテーマにしたが売られたりもしている。だが、こうした風景が昔からあったわけではない。 グラフ:承認欲求の検索件数。Googleトレンドより。 承認欲求という言葉がネットで流通するようになった歴史は意外と短い。2006年頃までは、ほとんど使われていなかった、と言って差し支え無いだろう。実際、Googleトレンドで「承認欲求」のGoogle検索数を確かめてみると、2008年夏頃に小さなピークを迎えた後、いったん殆ど検索されなくなり、2010年5月頃から再び検索件数が増えはじめ、その後、急激に増加している。 こうした動向を踏まえて、インタ

    ネットで「承認欲求」が使われるようになっていった歴史 - シロクマの屑籠
    aitanisan
    aitanisan 2014/01/23
    2chとかニコニコ動画とか見てると、「結局ネットでハブられるのが嫌なだけなんと違うんか?」としか思えない。どうもその手の考え方は、現実の世界でもハブられた連中が考える根の暗い仲間意識にしか見えないが。
  • 地方オタクの歳の取り方と、首都圏の人脈について - シロクマの屑籠

    以下に書き散らす内容は、私自身が実際に観てきたものと、他の地方在住オタクな人達から聞いた話をもとにした、ひとつの推測とあらかじめ断っておく。 90年代のある時期、それこそウィンドウズやインターネットが地方の学生オタクにも手の届くものになった頃ぐらいから、地方でオタクをやるのは難しくなくなった、とされている。少なくとも、首都圏で“おたくエリート”が頑張っていた頃よりは、そうだろう。コンテンツに手が届きやすくなったし、マスボリュームが大きくなって友達も探しやすくなった。漫画やアニメやゲーム好きの多く集まる学校に進んだ高校生なら、同好の士をある程度は見つけられたに違いない。 問題はここから。 じゃあ、地方でアニメやゲームをいつまでも愛好し続けるのも同じぐらい簡単か、となると、これが結構難しいようにみえる。オタクオタクでい続けるための難易度・しんどさは、首都圏と地方県庁所在地、中小の地方都市や過

    地方オタクの歳の取り方と、首都圏の人脈について - シロクマの屑籠
    aitanisan
    aitanisan 2013/11/14
    全体的に言える事だが、人間でもネットでも“繋がる物”がないとオタクをやる事すら出来ない。/ 正直「都市部に住まないとオタクじゃない」的な言説は、田舎者に対して侮辱以外の何物でもない気がするが違うか?
  • 国道沿いでも、若い人はネットをちゃんと使いこなしてますよ - シロクマの屑籠

    インターネットは都市部と地方の格差を縮めたか - ボンダイ リンク先は、全国の地方インターネット愛好家を敵に回しそうな文章でした。なに?「田舎の若者はみんなガラケー開いてケータイ小説読んでいる」ですって? いったい何年前の地方ですか。引用文献が全体的に古いところをみると、地方の情報インフラ事情をよく知らない人が、文献だけを頼りにまとめた文章のようにも読めます。そりゃ東京に比べて、ガジェットの流行が一段階遅れてはいますよ。でも、地方でもiPhoneは「ライバル達に差のつくデジタルガジェット」じゃなくなっているし、若い人はfacebookやtwitterをバンバン使っています。 リンク先の筆者は、「湘南育ち」のシティボーイのようです。向日葵が太陽の方角ばかり向いているように、定めし、東京だけを見つめ続けた思春期を過ごしてこられたのでしょう。そして地方のヤマダ電機やイオンには、あまり足を運んでい

    国道沿いでも、若い人はネットをちゃんと使いこなしてますよ - シロクマの屑籠
    aitanisan
    aitanisan 2013/06/30
    確かに“若い人は”ネットを使いこなしてるでしょうなあ。でもネット以外の物や環境がリアルタイムで共有してないとその情報は使えない。「イオンやユニクロでいいじゃないか」と言うけどそれ以上の物が欲しいのよ。
  • 四畳半の正義 - シロクマの屑籠

    NHK_PRにつぶやくなと言った人がアンフォローを勧められキレる - Togetterまとめ 世の中には、さまざまな常識・さまざまな価値観を持った人がいる――リンク先は、そんな事を思い出させる事例だった。 インターネット上、特にtwitterのような場所では、一般大多数の常識から懸け離れた振る舞いは炎上案件としてクローズアップされやすい。件の場合もそうだが、togetterのコメント欄には「痛すぎる」「これはひどい」「かわいそうです」といった非難が並び、やがて投稿者はアカウントを削除するか非公開にする。こうした現象を揶揄して、最近はtwitterのことを“バカ発見機”と呼ぶ人もいる。 一方、サービス業の窓口業務などをやったことのある人なら、「うわっなんだこの人は?!」と驚いたことも多いだろう。とんでもない常識を振りかざして無茶無体な要求をする人、エキセントリックな習慣が世の一般習慣だと思

    四畳半の正義 - シロクマの屑籠
    aitanisan
    aitanisan 2012/03/21
    「人の振り見て我振り直せ」という言葉があるけど、それが簡単にできるなら最初から苦労はしませんわなあ。特にネットではその“四畳半の正義”を他人に押し付ける輩が結構いてねえ。
  • 「ネットに慣れているなら情報強者」なの? - シロクマの屑籠

    「情報弱者」って言葉、ありますよね。“インターネットなどの情報メディアにアクセスできない人・使いこなせない人は、社会的・経済的に不利”みたいな意味だったかと思います。 では反対に、インターネットなどの情報メディアにアクセスさえ出来ていれば豊富な情報のメリットを享受できる「情報強者」と言って良いのでしょうか?この文章では、そのあたりについて考えてみます。 「スゴいのは、あなたじゃなくてインターネットじゃないんですか?」 インターネットやモバイル端末などに囲まれている若い世代が、過去の世代よりも沢山のメディア情報にアクセスできるようになったのは事実でしょう。また、ネットユーザーが一日に眺める情報量は相当なものです。でも、「インターネットのヘビーユーザーなら情報強者だ」とか、「若い頃からネットを使っている人なら情報処理能力に優れている」とみなすのは時期尚早だと思うんですよ。 そりゃ、ネットメディ

    「ネットに慣れているなら情報強者」なの? - シロクマの屑籠
    aitanisan
    aitanisan 2011/02/09
    “「マスコミ」を「マスゴミ」と言いたい人”と似たような問題だと思ってる。要は「ネットで情報を得てる俺は、テレビや新聞“しか”情報を得てないお前等より詳しいんだぜ」と威張りたいんでしょう。
  • オタクじゃない奴が入ってきた vs オタクが増えた - シロクマの屑籠

    先日、秋葉原の某同人ショップで買い物をしている時、レジに並んでいる前の人達がこんな会話をしていた。 「ここの客層、変わったよね」 「なんか、オタクじゃない人も同人誌を買うようになって、だいぶ雰囲気が変わった。」 「場違いっていうか」 ああ、こういう感覚の人ってまだまだいるなぁ、と改めて思った。 「オタクじゃない人も同人誌を買うようになった」と認識しているということは、この人達にとって、「同人誌を買うやつ=オタク」ではなく、たぶんオタク認定するための基準は他のところにあるのだろう。 一方で、最近では以下のような意見をよく見かけるようになった。 いわゆるライトオタク増加論、だ。 今や、オタクとは程遠かったガチでオサレな人達がオタク(?)になっているっぽい。オサレな人達や無遠だった人達がニコ動によってオタク文化と接触して、ハマっていっているのかな。僕の実感としては、格的にオタクがライト化という

    オタクじゃない奴が入ってきた vs オタクが増えた - シロクマの屑籠
    aitanisan
    aitanisan 2010/03/08
    個人的には両者は「似たもの同士」だと思う。共通点として「少なくともお前等よりは長く濃くオタクをやってるぞ」という“優越感”がある。/ 将来オタクが“死ぬ”としたら、その無意味な優越感が原因だと思う。
  • オタクヤンキー問題 (オタクDQN問題) - シロクマの屑籠

    「気弱なオタクをヤンキーがカツアゲする。」 「秋葉原のオタク狩り。」 長年オタクをやっている人なら、こういうフレーズを耳にしたことはあるんじゃないかと思う。少なくとも私は、かなりいろんな所で耳にした。そしてこれは都市伝説のたぐいではなく、実際に知人が被害に遭って金品を奪われたという話にさえ出くわしたこともある。 良くも悪くも、かつてのオタクには恐喝や暴力沙汰にはあまり強くない、どちらかといえばヤンキーのカツアゲ対象になりやすそうなイメージが強かったと記憶している。犯罪者予備軍のような偏見の目でみられていた90年代も、実物のオタクは、よく言えば折り目正しい、悪く言えばチキンハートな、暴力や恐喝とは縁のない人達でほとんどが占められていた。少なくとも、暴力や恐喝で問題解決したがるような人に遭遇することは、かなり稀だった。 だから、【ヤンキー(DQN)とオタク】というと、オタクが抑圧される側でヤン

    オタクヤンキー問題 (オタクDQN問題) - シロクマの屑籠
    aitanisan
    aitanisan 2010/02/02
    最近は2chやニコニコ動画などネットの世界にも、そういった「オタクDQN」が増えてる気がする。連中は第三者に「俺達が好きなものは全て“善”、俺達が嫌いなものは全て“悪”」を押し付け過ぎてる。
  • 誰かを尊敬する力、他人に敬意を抱く力 - シロクマの屑籠

    自分に自信が持てるような「力」ならともかく、他人に尊敬や敬意を抱き続けることのどこが「力」なんだと言う人がいるかもしれない。 けれども実際には、誰かを尊敬する力・他人に敬意を抱く力の強弱は、その人の世渡りと心象風景にかなり影響する。 まず、他人からなにかを学びとるにあたって、相手を尊敬しているか・敬意を抱いているかは大きな影響を与える。自分が尊敬している人物を先生として何かを学びとるのは割と簡単だが、見下しの対象を先生として何かを学び取るのは非常に難しい。また、尊敬や敬意を抱いている相手の発言であれば苦い忠告にも耳を貸せるかもしれないが、尊敬や敬意を抱ける人物の範囲が狭い人の場合、「どうしてあいつなんかの忠告を聞かなきゃならないんだ」という風に、苦い良薬を飲み下すチャンスは乏しくなる。必然的に、ごく限られた人物にしか敬意や尊敬の念を感じられない人のほうが、唯我独尊の袋小路に陥りやすい。 ま

    誰かを尊敬する力、他人に敬意を抱く力 - シロクマの屑籠
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    aitanisan 2009/11/19
    ネットにおける「尊敬」や「敬意」は、どちらかというと「共感」という言葉に置き換えたほうがすっきりする。/ ネットの世界ではその「共感」が「俺たちの意見と合わない奴は糞」という風になって他人を遠ざけてる。
  • みんなの怨恨が独り歩きする“ネット地縛霊” - シロクマの屑籠

    インターネットの匿名空間は、地縛霊の巣窟のようだ。 地縛霊(じばくれい)とは、「特定の場所で命を落とした魂が、成仏できないままにその場所に縛り付けられた状態。周辺の霊を呼んだり、仲間を増やすために人間を襲ったりする」ものだという。成仏できないまま怨恨に衝き動かされ、仲間を求めて漂い続ける地縛霊は、質的に、哀れな存在といえる。 この地縛霊、来オカルトの用語だけど、インターネット空間ではこの地縛霊に非常に似た現象をみかけることがある。特に頻繁にみかけるのは『2ch』や『はてな匿名ダイアリー』や有名ブログのコメント欄などのような、匿名の書き込みが可能な場所である。怨み辛みに衝き動かされ、誰かに噛みつくことに夢中になっている、そういう顔かたちの無い書き込みが大量に吹きだまっている場所を、あなたも目撃したことがあるんじゃないだろうか。 オカルトの地縛霊と同じく、この手の“ネット地縛霊”もまた、暗

    みんなの怨恨が独り歩きする“ネット地縛霊” - シロクマの屑籠
    aitanisan
    aitanisan 2009/08/07
    「ブログの承認制」や「はてブの非表示設定」は結構簡単にできる「除霊札」だ。/ でも時々、サーバーやブログの運営側に対して「責任を持って除霊してくれ!」と言いたくなる時もある。
  • 観客席から「政治」を愉しむ“メシウマ”ネットユーザー - シロクマの屑籠

    「2ちゃんねらーは敵に回すと恐ろしいが、味方につけると頼りない。」 けだし、名言である。「2ちゃんねらー」の部分を「残念な日のインターネット」と書き換えても、たぶんそっくりそのまま通じる。 先日、切込隊長blogで『「ネット世論と実際の支持率予想とのギャップ」と「ニコニコ的民主主義」』という記事が掲載されていた。そこに書かれていた日のインターネットの特徴をピックアップすると、 ・政党や政治団体が、ネットユーザーに政治的支持を呼びかける動きが奇妙なほど欠けている ・日常的なネットユーザーが、ダイレクトに政治活動している姿をろくに見かけない ・ネットユーザーは報道や情報に脊髄反射し、二週間も経つと新しい事件に無我夢中になる といったものだったと思う。 日のネットユーザーは「政治」プレイヤーというよりも、「政治」の観客 結局、この記事から改めて思い起こされるのは、ネットユーザー----少な

    観客席から「政治」を愉しむ“メシウマ”ネットユーザー - シロクマの屑籠
    aitanisan
    aitanisan 2009/07/01
    だからこそ「ネットはバカと暇人のもの」という言葉が真実味を帯びる。/ 「政治」に参加するほど暇じゃないが、「政治」を愉しむ位の“余裕”はある、「何も考えない」ネットユーザー。
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