(※動画は、無音でもご覧になれます) フェリーで偶然に出会った老医師と高校生。LINE交換で繋がった2人の、まるで映画のような劇的な再会に立ち会いました。 2019年11月24日、1台の車が北海道に到着しました。滋賀県からやってきた、内科医の柴田糺(ただす)さん、74歳です。 藤島保志ディレクター:「生活道具一式入っていますね?」 柴田さん:「家財道具、食事のセット、漬物樽まで持ってきた」 柴田さんが目指したのは、北海道、日本海に浮かぶ天売島(てうりとう)。 人口300人弱の小さな島です。 ここに、9人が通う羽幌町立北海道天売高等学校があります。全員、自転車通学。毎日先生が校門前でむかえます。 1年生4人。2年生3人。3年生は2人。島の生徒1人を除いて8人は、札幌市や帯広市、本州など島外出身です。 港で漁師の手伝いをする1年生の相澤輝月(ひかる)さん。札幌出身。 将来、漁師になることを目指