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2009年2月27日のブックマーク (2件)

  • ひとりひとりの個性に価値があるのではなく、ひとりひとりに個性が存在しているということに価値がある - うるち随筆

    そういう意味では、少し前に大ヒットしたSMAPの『世界にひとつだけの花』の歌詞って、かなり残酷だ。 この歌のなかでは“ナンバーワンにならなくても特別なオンリーワン”が手放しで礼賛されている。この歌が大ヒットしたのは2003年、個性礼賛の気分がまだまだ世の中に蔓延していた時期だ。だけど、この歌に勇気づけられながら社会に出て行った人達が遭遇したのは、歌詞とは真逆の現実だったわけだ。 「ナンバーワンまで上りつめたエリート個性だけが、特別なオンリーワンとして認められる社会。」 「使える個性」「買い手のつきそうな個性」だけに買値がつくような人間市場。 没個性なテンプレートに自分自身を適合させなければならない職場や職種。 “普通の花屋で売られる花”になる為には、過度に個性的でありすぎてはいけない。むしろ、ある程度没個性で、大きすぎず、小さすぎず、色も形もテンプレートをはみ出しすぎない花でなければならな

    ひとりひとりの個性に価値があるのではなく、ひとりひとりに個性が存在しているということに価値がある - うるち随筆
  • 檻の中の人(「教える」ことは難しい) - ひじる日々

    法話のメモを整理していたら出てきたスマナサーラ長老の聞き書きより。 2008年12月11日の初期仏教教室にてメモ。 人に教えることの難しさについて。「マナーの悪い人に注意するのはいいことでしょうか?」という質問に対する答えの一節。 (人に注意しようとする時、)怒ると失敗します。 怒ると希望は叶わないのです。 怒ったら、「(相手に)理解して欲しい」という自分の計画が壊れます。 最初から怒ると、結果が出てこないのです。 叱る、怒鳴るというのは教育手段です。 しかし、それは時と場合によります。 発作的に怒るのはよくないことです。 人間は「妄想の檻」の中に閉じこめられているのです。 檻の中の人に、外から何を言っても、「檻が揺れているんだ」と思うだけです。 あまり揺れると、壊れないように檻を強化しようとする。 ですから、言うことで、かえって逆効果になったりする。 人に「教える」というのは大変なことで

    檻の中の人(「教える」ことは難しい) - ひじる日々
    ajita
    ajita 2009/02/27
    人間は「妄想の檻」の中に閉じこめられている。檻の中の人に、外から何を言っても、「檻が揺れているんだ」と思うだけ……。他人を諭すことの難しさについて。