現在インドより44年ぶりに来日中の佐々井秀嶺師の講演会を開催いたします。 生涯を不可触民解放に捧げられたアンベードカル博士が50万人とともに行った集団改宗によって始まったインドにおける仏教復興運動は、博士の死後・佐々井秀嶺師によって引き継がれ、一度は仏教が消え去ったインドにおいて今や1億人とも言われる仏教徒が誕生するまでになりました。 人口10億人を超え驚異的な経済発展を遂げ、国際的に存在感を増しているインド。世界的な金融不安による貧困や紛争の絶えない現代において、慈悲をもって争いを無くそうとする仏教徒の増加は、世界的にも大きな意義を持っています。 渡印以来40年にわたりインドの仏教復興運動の中心的指導者として、インドの仏教徒を導いてこられた佐々井師を迎え、インド仏教復興運動の意義と師の活動について学ぶことを通して、現代社会における仏教の意義について再考するため本講演会を開催することとなり