村上隆のヴェルサイユ宮殿での展覧会への反対運動の話から、なぜ日本のオタクに村上隆は叩かれるのかについての議論をまとめました。
――来月5日、スイスで開幕するロカルノ国際映画祭では「マンガ・インパクト」と銘打った大規模特集が行われます。日本アニメの世界的影響力を重視し、全体像に迫ろうという試みですが、映画祭の主軸、コンペティション部門にも細田守監督の『サマーウォーズ』が出品されますね。 細田 一般のコンペティション部門にアニメ映画が入り、世界の人がそれを見て何を考えるのか、すごく興味深い。家族を題材にしたきっかけ自体、世界の映画の見方を踏まえて考えたことでもあるし。村上さんの依頼で『SUPERFLAT MONOGRAM』を作っていた時、海外で日本のアニメがどう見られているのか尋ねたら、間髪入れずに「香港映画みたいなもの」と。今は? 村上 例えば香港のジョン・ウー監督がハリウッド映画を作るような世界。本質的な意味や政治的、経済的意味はさておき、すべてが融解して前よりもはるかに自然になじんでいる。 細田 日本では、国立
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く