3Dプリントで作成した入れ歯で、ご飯が再び美味しく食べられるようになった女性(83歳)2012.02.13 16:00 そうこ 3Dプリンターの使用分野は実に多方面! 美味しくご飯を食べるというのは、人として生きていく上でとても重要だと思うのです。食事は、生きる楽しみの1つですもの。 昨年、83歳の女性が下の歯全てを3Dプリントで作成された総入れ歯に入れ替えるという手術を受けていました。手術はベルギーのハッセルト大学の医師数名によって行われ、ひどく痛んでいた下あごを、チタニウムとバイオセラミックで作られた3Dプリントのものに丸ごとそう入れ替えしました。入れ歯はチタニウムをレーザーで焼結して作られたものに、体組織に順応できるようにセラミックでコーティングして作成。本来の下あごよりも1オンス(約28.3グラム)重い3.7オンス(約104グラム)です。 下あご総入れ替えの手術は簡単なものではなく