■ 人工知能との囲碁対決でシンギュラリティの予行練習気分になってる Googleが開発したAlphaGoが韓国のプロ棋士イ・セドル九段と囲碁対決をして、AlphaGoが2連勝中。先手でも後手でも勝ったので、世間でははやくも「これは本物だ」という雰囲気が漂っている。 おれは囲碁は知らないので識者の意見や評価を鵜呑みにするしかないのだけど、序盤はどうみても悪手なのに、進むにつれてそれがじわじわ効いてきて、気がつくと負けてる……という状況(らしい)にはもう、ゾクゾクしてしまう。これってようするに、人間にはAlphaGoの指し手を理解できないってことだもんな。人類はついに、人間とは異質の知能を創りだしてしまったのだ。ひゃっはー!! ……もちろん、AlphaGoが単なる碁打ちマシーンにすぎなくて、AGI(汎用人工知能)どころか「知能」すら持っていないだろうということは百も承知だし、AlphaGoが進