先日、とある「レズ風俗」を名乗るお店が、女性キャスト同士の性的な行為を男性も含む客に鑑賞させるサービスを提供したことに対して、一部で批判が起こった。「レズ風俗」とはその名からも想像がつく通り、女性キャストが女性客に性的サービスを施すお店である。こうした女性が女性と性的な関わり合いを楽しむためのサービスが、「レズ」という名のもと、男性向けの性的コンテンツとして利用される構図が批判をされたのだ。 ただ、僕が今回問題提起したいのはこの点だけではない。そもそも「レズ」という、女性同性愛者にとって差別的な蔑称になるこの言葉を、気軽に使っていいのか、という点である。 蔑称がメジャー化することへの危機感 僕は10年ほど前、「売り専」と呼ばれる、男性キャストが男性客に性的サービスを施すお店で働いていたことがある。だが当時は今と違い、「レズ風俗」について書かれた記事をウェブニュースで見かける機会はまだあまり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く