【東京】林芳正官房長官は26日午前の記者会見で、米軍嘉手納基地所属の空軍兵が少女を誘拐し、性的暴行を加えた不同意性交などの罪で起訴された事件を沖縄県側に伝えていなかった理由を問われ「捜査機関の活動内容に関わる」として答えなかった。 林氏は、公表の在り方について「慎重に判断している」と強調。
【東京】林芳正官房長官は26日午前の記者会見で、米軍嘉手納基地所属の空軍兵が少女を誘拐し、性的暴行を加えた不同意性交などの罪で起訴された事件を沖縄県側に伝えていなかった理由を問われ「捜査機関の活動内容に関わる」として答えなかった。 林氏は、公表の在り方について「慎重に判断している」と強調。
陸上自衛隊幹部候補生学校(福岡県久留米市)が、「沖縄作戦において日本軍が長期にわたり善戦敢闘し得た」と評価し、幹部候補生の教育方針にしていたことが市民団体の情報公開で分かった。関東学院大学の林博史名誉教授によると自衛隊のこのような教育は1960年代に明らかになったが、現代も継続していることが改めて浮き彫りになった。住民被害には触れておらず、識者は「戦闘の仕方ばかりを取り上げているのは問題だ」と指摘している。(社会部・塩入雄一郎) 元自衛官などの研究者でつくる軍事問題研究会が、防衛省に公文書を開示請求。2017年8月から9月にかけ、陸自が一般幹部候補生に対して県内で行った「沖縄戦史現地教育」の実施計画が公開された。 実施計画は目的を「沖縄戦史を現地において教育し追体験させることにより、戦場、特に国土戦の実態を深刻に認識させる」と設定。現地教育などが中止となった場合、...
文部科学省は22日までに、来春から中学校で使用される教科書の検定で合否を保留していた「令和書籍」の歴史教科書2点を追加合格にしたと発表した。同社の教科書は沖縄戦で「沖縄を守るために、(中略)二八〇〇人以上の特攻隊員が散華しました」と記載したほか、学徒隊の編成について「動員」ではなく、積極性の強い「志願」という表現を使用。識者らは史実的に誤解を与えかねない記述だと批判している。(社会部・新垣玲央、下里潤、新垣亮) 令和書籍は作家の竹田恒泰氏が代表を務め、2018年度の検定から中学の歴史教科書を申請。これまで3回不合格となっていた。 沖縄戦の記述では、「爆弾を持ったまま敵艦に突入する特攻作戦」が「沖縄を守るために」行われたと説明。その上で「沖縄攻防戦では、中学生から高校生の男女二三〇〇人以上が、...
沖縄県中城村の訪問看護ステーション「キララ」が、要件を満たさない訪問看護で診療報酬1千万円以上を不正に受け取った疑いがあることが、関係者の話で分かった。代表者らがグループ内の福祉事業所の利用者数十人を勧誘し、自宅ではなく事業所内で「看護」を受けさせていたという。本紙の取材に代表者は利用者の一部について指摘を認め、「違法なら改める」と述べた。
陸上自衛隊の自衛官が、南与座分屯地(沖縄県八重瀬町)周辺の民間地から訓練の様子を撮影していた琉球新報の写真記者を制止し、撮影データの削除を求めた問題で、新聞労連(石川昌義中央執行委員長)は22日、抗議声明を発表した。
3年ごとの参院選の投票率は全国、沖縄県内ともに低い傾向が続く。前回2019年の県内投票率は補欠選を除き初めて5割を切る49%。20代に関しては33%と、3人に1人しか投票していない。「投票に行かない」選択の背景に何があるのか。街で聞いた。(社会部・城間陽介、棚橋咲月、東江郁香) 「前回の知事選で期待した人が当選したけど、現実は変わらない。ましてや沖縄の国会議員が国を変えられるとは思えない」 参院選に行かないという飲食店勤務の40代男性は、前回知事選で当時保育士だった妻の処遇改善や、貧困や格差改善に期待し1票を投じた。だが、4年たって良くなった感覚はない。政治に求めるのは目に見える形で現状を変える政策実現だ。 毎日繰り返されるコロナ報道に嫌気が差し、新聞やテレビを見なくなったことも政治的関心の低下に影響している。日頃接するニュースは忙しい朝に少しだけ見る全国放送くらいで、県内のニュース媒体を
沖縄県は自家用車からバス利用への転換を狙い、9月の水・日曜日に路線バスが乗り放題の「わったーバス利用促進乗車体験事業」を行う。ただ、無料での体験は楽しめるが、通年で自家用車を利用している人が、すぐに転換するとは思えない。 公共交通機関の利用を推進している名古屋市では、65歳以上を対象に「敬老パス」を発行している。 家に閉じこもってばかりいると筋力が落ち、足腰も衰え、人と接する機会も少なくなる。高齢者は認知症や生活習慣病になる可能性も高まる。 年齢とともに疾患も増え、薬も多剤服用となり治療費も増えてくるとのことから、「心身ともに健康に過ごしてもらいたい」という思いを込めて誕生したのが敬老パスだ。 65歳以上の住民であれば、所得に応じた自己負担金(所得に合わせて年間1000円~5000円)を払うことで、名古屋市営地下鉄や市営バスなど市出資の交通機関を運賃なしで利用できるというもの。 放送局のキ
北海道警による市民の強制排除を違法と断じた札幌地裁判決が、全国ニュースになっている。原告の桃井希生(きお)さん(26)は勝訴を喜びつつ、「沖縄ではこういう暴力が日常的に起きている」と話す▼身をもって知っている。辺野古新基地建設に反対する座り込みに参加し、強制排除された。
沖縄県沖縄市内で27日未明に発生した、バイクに乗っていた男子高校生が大けがを負った事故。沖縄署は警察官が「バイクを停車させようとして右手が当たった」とするが、当時の詳細な状況は判然としないまま。生徒の40代の母親は「何が原因でけがをしたのか。事実をきちんと明らかにしてほしい」と真相究明を強く訴える。 母親は、27日午前9時ごろに手術を終えた生徒から、病床で直接話を聞いた。「警官に、警棒でいきなり右側から殴られた」。右目元に深い傷を残す息子は、そうはっきりと口にした。ただ、記憶が少しおぼろげになっているところもあるという。 「自業自得」「被害者ヅラするな」。インターネット上では、生徒に対して非難の言葉も飛び交う。母親は「何が原因だったのかが知りたい。警察はもしも殴っていたなら『殴っていた』としっかり認めてほしい」 生徒の30代のおじによると、「警棒で殴られた」という生徒の証言は、友人らが現場
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く