2020年11月3日のブックマーク (1件)

  • 冤罪「スパイ」容疑者の家族を戦後も白眼視し続けた日本社会 - 読む・考える・書く

    戦時中にスパイ容疑(軍機保護法違反)で逮捕され、官憲による拷問・虐待の果てに病死した宮沢弘幸さんの妹、秋間美江子さんが亡くなられた。 軍機保護法による冤罪「宮沢・レーン事件」 そもそも宮沢さんが逮捕・投獄された「宮沢・レーン事件」とは何だったのか。その驚くべき真相が、90年代になってようやく明らかにされている。 東京新聞(2013/10/14): スパイぬれぎぬ 宮沢・レーン事件 悲劇教訓に再来許すな (略)秋間さんの兄は、戦中に北海道帝国大の学生だった宮沢弘幸さん。太平洋戦争が開戦した一九四一年十二月、軍機保護法違反容疑で逮捕された。 米国人の英語教師レーン夫に「軍の秘密を漏らした」とされた。宮沢さんは、英語をはじめ数力国語を習得し、外国人の知人が多かった。そのため特別高等警察に目を付けられていた。宮沢さんは懲役十五年の実刑判決が確定。拷問と過酷な受刑生活で結核になり、敗戦後、釈放され

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