10:27 無知蒙昧の無礼『トンデモ創世記2000』「あそこで売っているのが新井素子だ!」P.68 その「シネマテイク」(引用者註;「奇想天外シネマテイク」)に行ったとき、受付で奇想天外社の本が販売されているんですよ。立ち読みしていたら並木(引用者註;なみきたかし)が「新井素子って新人知ってる?」って聞くんで、「ああ、あの中学生の作文みたいな文章を書く女の子?」って答えたら、グワーっと脇へ連れて行かれて、「あそこで売っているのが新井素子だ!」って(爆笑)。新人作家時代、まだもの書きでは食えないからって、お手伝いしてたわけですね。あまりに面白い話で、本当にそこに新井さんがいたのかどうか、確かめてはいませんが。 はいはい。よくある、武勇伝のパターンですね。「このまえ、出版社のパーーティに招待されてさ、今年の直木賞はなんだいあれ! って話してたら、後ろに作家当人がいてさ――」なんてやつ。しかしま