2021年8月22日(日)、第6期叡王戦 タイトル戦 五番勝負で、藤井聡太二冠が豊島将之二冠と対局します。第3局までの結果は、藤井聡太二冠の2勝1敗。『叡王位獲得』『三冠』まであと1勝と迫っています。見ごたえのある対局を期待しながら、対局結果をお伝えします。 【8月21日】 藤井二冠は、名古屋市の名古屋東急ホテルで第6期叡王戦第4局の対局場検分を行い、「平常心で臨み、その上で全力を尽くしていい将棋を見せたい」とコメントしました。この対局に勝てば豊島二冠から叡王を奪取し、19歳1カ月にして史上最年少3冠となります。 一方、カド番に追い込まれた豊島二冠は「叡王戦は苦しい内容が続いている。王位戦では有利な局面が作れたりもあるが、中終盤でうまく指せていない」と分析。8時間で2日制の王位戦から4時間で1日制の叡王戦へ持ち時間が変わることについて「4時間は長くはないので決断よく指したい。最終局に望みを