クリエイティブディレクターの伊藤直樹氏とCGMマーケティングは3日、Twitterを使って"気づき"を共有するプロジェクト『#kizuku - Voic of Awareness -』を開始した。新設サイト「日刊気づき新聞」を通じて気づきを可視化するという試みを行なう。 Twitterを通じて"気づき"を共有し、新聞風にまとめていく Twitterを使った生活スタイルの提案である「#kizuku - Voic of Awareness -」は、Twitterユーザーの"いま、みんなが気づいたこと"を共有し、新聞風サイトで可視化していくプロジェクト。ハッシュタグ「#kizuku」を添えてつぶやかれた"気づき"を集約し、同意の多いつぶやきを毎日発行される「日刊気づき新聞」の見出しに使うという仕組みになっている。プロジェクトには誰でも参加できるほか、アートディレクターなど19人(開始当初)のOf
編集部 「みんなの就職~」は個人で始めて会社を作ったほどの人気ですが。 伊藤 サイトが伸びたのは97~98年ぐらいの就職難のときと、ブロードバンドが普及した02年ごろと、時代の影響が大きいですね。ただ、CGMなので、就職活動が大変な時期にニーズが高まってユーザーが増えるとコンテンツが自然に増えるので、後に社会的な状況が変わっても、そのコンテンツでユーザーを集められる構造です。 編集部 当時からCGMだったのは? 伊藤 出版社などでは編集部とライターさん、取材先を合わせて100人ぐらいのプロがアウトプットを作りますよね。そのやり方が適したメディアがある一方、数万人の素人さんがアウトプットを作るのが合うメディアもあると気づいたんです。たとえば就職なら新卒採用する数万社すべてに編集部が取材するのは不可能ですが、就職活動している学生さんの感じた情報を合わせればかなりの部分をカバーできます。プロがや
マスメディアとインターネットの世界が対立していた時代は、そろそろ終わりに近づこうとしている。いまや局面は、マスメディアにしろインターネットにしろ、どのようにしてマネタイズ(収益化)を確立できるかというフェーズに移りつつあるからだ。そのフェーズにおいては、マスメディアとインターネットは対立関係からどう脱し、新たな関係性をどう確立できるかどうかが問われることになる。 なぜWSJは100万人規模の有料会員制を放棄するのか 例えば、こんな話がある。米国の有力経済紙The Wall Street Journal(WSJ)を買収したNews Corp.のルパート・マードック氏は2007年11月、オーストラリアで開いた株主向け説明会で、同紙を無料化する方針を明らかにしている。WSJといえば世界でも数少ない「コンテンツ有料化に成功した新聞」として知られており、年間50ドルの有料会員の数は100万人に達して
ドワンゴと子会社のニワンゴが共同で運営する「ニコニコ動画」は、ユーザーが動画をアップロードし、それに付いたコメントやタグ、Amazonなどの関連商品を見たり、自分でコメントを書き込んだりして楽しむというサービスだ。サービス提供者はユーザーに参加を促しつつも、場の空気を維持し、サービスの方向性を逸脱しないようにする、難しいかじ取りを迫られる。 運営者はどのような点に注意をし、どんな仕掛けをすることでニコニコ動画というサービスを作り上げているのだろうか。ニワンゴ 代表取締役で、ドワンゴ ニコニコ事業部 部長を務める杉本誠司氏に聞いた。なお、杉本氏はニコニコ動画事業において、運用面のほか、営業面や動画の権利問題、他社との提携などの責任を持つ立場にある。 ――ニコニコ動画ではある種の「ゆるい」空気が特徴になっています。場の空気を作る上でどういった工夫をしていますか。 そうですね。格好いい言葉で言え
「ネットといえども、その向こう側に人がいることを意識する。そういう文化を育てたい」――気になるニュースや、ニュースに関する意見・コメントを投稿できるgooの「ニュース畑」はこんな思いで運営されている。スタッフが投稿を全て事前に確認し、内容に問題がある場合は掲載しないというルール。荒れないように整えた場を用意し、安心して議論に参加してほしいという。 「ネットによって便利になったものがたくさんある反面、ネットによって嫌な思いをすることもある。それはなぜなんだろうと考えた時『ネットといえども、その向こうには人間がいるんだ』と意識することが重要と思った。そういう文化をネット畑で育てたい」――同社ニュース担当の加藤祐子さんは話す。 ニュースの「花」をみんなで咲かせる ニュース畑は11月13日にオープンした。日々のニュースとそれに対する意見、普段の生活で気づいたことなど「ニュースの種」となる話題をフォ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く