光も食べ物も必要としない生命、1つの数式でできてしまう生命、宇宙が死ぬのを早めている生命、生命の本当の姿は常識を超えている。生命の本質にせまるメタ生物学講義。 第1章 地球外生物の可能性は地球の中にある(記念日で結びついた宇宙と人生 スペースシャトルは危険な乗り物 ほか) 第2章 生命のカタチを自由に考える(もしも「悪魔の実」を食べたなら―理想の生き物になる 「回る」生物は存在しない ほか) 第3章 生命を数式で表わすことができるか?(動物は体のつくりで分類されている 入口が先か出口が先か、それが問題 ほか) 第4章 生命は宇宙の死を早めるか?(生命になるまでの、あと一歩(ふたたび) 平衡とは何か―動いているのに、変わらない ほか) 長沼 毅 (ナガヌマ タケシ) 1961年生まれ。生物学者。理学博士。広島大学大学院生物圏科学研究科准教授。1989年、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修