[ソウル 7日 ロイター] - 東芝<6502.T>が分社化するメモリー事業への出資企業を選ぶ入札に、韓国の半導体大手SKハイニックス<000660.KS>が名乗りを上げたことが分かった。事情に詳しい関係筋が7日、明らかにした。 それによると、SKハイニックスの出資規模などはまだ決まっていないという。同社の広報担当はコメントを拒否した。東芝は入札手続きの詳細についてはコメントできないとしている。 関係筋によれば、SKハイニックスは東芝への出資を通じてNAND型フラッシュメモリー分野での競争力強化を狙っている。 アナリストらは、SKハイニックスが同分野で高性能製品に関する東芝の技術的ノウハウを取得し、供給を増やすことが可能になるとみている。 東芝はNAND型フラッシュメモリーでは世界第2位。 東芝は1月、米原子力事業で見込む巨額の減損損失を補うため、メモリー事業を分社化し、株式の20%弱を売