UFO出現で軍動員?=「宇宙人の侵略」を懸念−英公文書 UFO出現で軍動員?=「宇宙人の侵略」を懸念−英公文書 【ロンドン時事】1960年代後半、英国各地で未確認飛行物体(UFO)が相次いで目撃され、軍や警官が総動員されるなど大騒ぎになっていたことが、このほど解禁された公文書で明らかになった。英各メディアが3日報じた。 それによると67年9月4日早朝、南部の海岸沿いの空中を浮遊する六つの「UFO」を住民らが目撃し通報。「宇宙人による侵略」への懸念が深まり、警察や軍の爆発物処理班、国防省の情報要員などが各地に配置された。 しかし、爆発物処理班が「UFO」の一つを捕らえて調べたところ、地元の技術専門学校の学生たちがいたずらで作製したものだったことが判明。多くの人々を巻き込んだUFO騒ぎは、あっけなく幕を閉じた。(2011/03/04-05:34)