地域に愛され30年 JR古川駅でにぎやかに節目祝う 古川駅の開業30周年を祝うセレモニーに参加した一日駅長の佐々木さん(中央)ら JR古川駅で3日、開業30周年を記念するイベントが行われた。駅前広場で親子連れがミニSLに乗って楽しんだほか、地元の保存会による太鼓演奏やもちつき大会など多彩な催しが繰り広げられた。 駅2階コンコースであったセレモニーで、星義一駅長は「今後も皆さんに愛される駅を目指し、地域の発展に取り組みたい」とあいさつ。約80人が見守る中、利用者代表や関係者がくす玉を割り、会場は華やかな雰囲気に包まれた。 ことしの沖縄インターハイと千葉国体で優勝し、2冠を達成した古川学園高女子バレー部の主将佐々木美麗さん(18)が一日駅長として、陸羽東線の発着確認などを担当。真っ白な制服姿で「試合とは違う意味で緊張します」と話した。 古川駅は1982年6月の東北新幹線暫定開通に先立ち、