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ブックマーク / blog.dodgson.org (4)

  • 書類仕事を追いかけて - steps to phantasien

    大きなコードベースの真ん中あたりをさわっていると、仕事の大半はリファクタリングに費やされる。機能を足そうと書くコードも 8 割リファクタリングで新緑は 2 割。失敗して捨てるものも多いから、かける時間は 9 対 1 くらいかもしれない。 それどころかリファクタリング自体がプロジェクトにもなりうる。「今四半期はこの腐ったコードどもをなんとかするのが目標」というように。私もいま大きなリファクタリング、あるいはリアーキテクティング、の手伝いをしている。仕事時間のほぼすべてがリファクタリングに費やされる。今の勤務先で通用する唯一の特技がリファクタリングな私にとってこれはたぶん適職だ。 リファクタリングにコーディングの大半を捧げる人は他にもいる。 プログラマ相手の管理職をエンジニアリング・マネージャと呼ぶ。ほぼ全員プログラマ出身。現場に近いマネージャは多くがコードも書く。ただ血気盛んな人を除くと新機

  • 炭坑の庭師 - steps to phantasien

    Chromium と WebKit は二つの独立したプロジェクトだ。 ソースツリーはそれぞれ別で、そこにはインテグレーションの苦労がある。 WebKit 以外にも V8 や Skia など Chromium が依存している外部のプロジェクトは山ほどあるけれど, WebKit とは特にぴったりくっついている。 そのぶん二つの足並みをあわせる手間も際立つ。 以前、書籍 ”アジャイル開発の質とスケールアップ” で リリーストレイン という大規模プロジェクトのインテグレーション手法を読んだ。 プロジェクトの内部で一段細かい時限リリースを設け、そのタイミングでインテグレーションする方法。 内部リリースにあわせてプロジェクト同士が依存している相手のバージョンを上げ、 壊れたところをなおすわけ。 Chromium と WebKit もこまめに相手のバージョンを新しくする。 主たる依存の向きは Chro

  • タダ飯よりも素敵なものは - steps to phantasien

    GitHub co-founder の Tom Preston-Werner (以下もじょ先生) が お仕事のコードも大半はオープンソースにしたほうがいい という話を書いている。 (@higepon の tweet で知った。) 同じような主張は、ビジネスとしてのオープンソースが隆盛を極めた 2000 年前後にもみられた。 時は流れ、今はソフトウェアそのものよりはアプリケーションやサービスをウェブ越しに売る時代。 ハイテク企業の前線もコード自身からデータやユーザの時間といったコード以外の部分に少しづつ軸足を移しつつある。 そうした企業は十年前とは異なる文脈でコードをオープンソースにしはじめた… というだいたいの背景を踏まえつつ読むと、もじょ先生の話は感慨深い。 もじょ先生はスタートアップの founder/CTO らしい立場でオープンソースの利点を説いている。 私はスタートアップ勤務でもな

  • Web+DB Press (& Web+Habit Press) - steps to phantasien

    出張しているうちに WEB+DB Press 68 が届いていました。 ありがとうございます。紹介にそなえ Octopress 向け Amazon ピンハネプラグインでも書いておけばよかった・・・。 目次をじっとにらむと 私もひそかに連載をはじめさせてもらっていることに気づかれるかもしれません。 お手元にある方はぱらぱらめくってみてくだされば幸いです。 私もぱらぱらめくってみたところ、 Satoshi Nakajima さんが ウェブ中毒・・・じゃなくてプッシュ型メディアと生産性について書いていた。 要約すると、モチベーションがあればウェブで気が散ったりしないから大丈夫、というのが氏の主張らしい。 1% のスーパープログラマおよび 60% (推定) の健常者的にはそれが正しい答えだろうし、 モチベーションだってたぶんあるに越したことはないとも思う。 ただモチベーションだけを頼っては色々片付

    akkun_choi
    akkun_choi 2012/05/05
    Habit = cue -> routine -> reward
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