いうまでもないことですが、銭湯という公共サービスは、日本では徐々に少なくなってきています。 京都市はまだ多い方ですが、聞いた話によると、静岡県ではもう10軒を切っていて(ちなみに人口は約370万人です)、現在稼働しているのはなんと9軒だけだそうです。経営者の高齢化(なかなかの体力仕事であることは容易に想像できます)や、ライフスタイルの変化などいろいろ要因はあるようですが、基本的には徐々に少なくなっていく分野です。そういえば、私の大学在学中にも、結局行くことはありませんでしたが、今出川キャンパスと新町キャンパスの間にあった銭湯も潰れてしまいました。 それとは別に、いわゆる「銭湯」ではなく、レジャー浴場なんかは、それなりに需要があるし、温泉旅行は日本の旅行の王道中の王道ですので、「湯に浸かる」という行為そのものは完全に見捨てられた習慣かつビジネスというわけではないのでしょう。 そんな状況の