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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/reizei (8)

  • 同盟国とは思えない、日本人へのアメリカの入国管理のひどい対応

    トランプ政権以降、アメリカの入国管理は厳格になっている(画像はイメージ写真) anouchka/iStock. <近年、アメリカに入国しようとする日人が「別室送り」になって取り調べを受けるケースが多数報告されるようになった> 日アメリカの間では、1988年にビザ免除が開始されて以来、人の往来はスムーズになりました。当初は、何も準備は必要なく、入国時にフォームに記入して、入管でスタンプをもらえば良かったのです。その後、21世紀に入ってESTAという「事前承認を得る」プログラムというのが始まります。これはテロ容疑者などブラックリストに乗っている乗客をチェックするためのものであり、一旦登録が受理されれば特に問題はありませんでした。 いずれにしても、日のパスポートは世界で一番「滑りがいい」と長い間言われていたなかで、日からアメリカへの渡航の際に「引っかかる」ケースというのは、多くのはあり

    同盟国とは思えない、日本人へのアメリカの入国管理のひどい対応
    albertus
    albertus 2023/09/14
    まあ、black lives はmatter だけど、Asianはmatterですらないしね。小さいから、無視される。
  • 三原議員「八紘一宇」発言は笑えない問題

    3月16日の参議院予算委で、与党議員として内閣に対する質問を行った自民党の三原じゅん子議員は「八紘一宇」という大戦中のスローガンを肯定的な意味で使用したばかりか、「日が建国以来、大切にしてきた価値観」という発言までしています。 すでにこのニュースには色々な論評がされていますが、念のため確認をしておきますと「八紘一宇」とは元来は日書紀の中で、神武東征伝説に関連付けて「日全国を1つに」というニュアンスで登場した言葉です。それが、戦時中にはいわゆる「大東亜共栄圏」という構想と結びつけられて「全世界をひとつの家のようにする」という意味に拡大されています。これでは日軍の侵略のスローガンだとされても仕方がありません。 三原議員の発言ですが、話題としては大企業が「タックスヘイブン」、つまり租税回避地を使って「節税」をする問題を批判する文脈で飛び出したようです。「八紘一宇の理念の下に、税の仕組みを

    三原議員「八紘一宇」発言は笑えない問題
    albertus
    albertus 2015/03/20
    最悪なのは、この発言をさほど問題視しないで、彼女に辞職を求めない、ということある。
  • 出生率・出生数の数値目標からは逃げられないのではないか?

    人口置換水準の出生率というものがあります。2.1という数字です。便宜上ですが、1人の女性の生涯の出生数の平均で計算することになっています。どうして1.0ではなくて、2.1なのかというと、出産のできない人口、つまり男性全員と出産年齢以前に亡くなる人口などの分、1.1が上乗せされているからです。 この2.1が確保できれば国や社会の人口は維持され、確保できなければ減っていきます。現在の日の合計特殊出生率は1.4ですから1世代を経過すると若年人口は急速に減ります。その減り具合は約67%(3分の2)です。厚生労働省の人口推計では、2060年には日の人口は9000万人を割り込むと推計されています。 ですが、何も考えずに数値目標を立てれば、女性の世論から反発が出るわけです。特に女性票を意識したグループなどから「数値目標は女性へのプレッシャーになる」という声が上がっています。 当然のことだと思います。

    出生率・出生数の数値目標からは逃げられないのではないか?
    albertus
    albertus 2014/05/20
    問題解決は簡単。日本人を増やせばいい。日本の大学を卒業できたら国籍を、誰にでもあげればいいよ。大学のレベルは上がるし、ほっといてもグローバル化するだろうからね。ふふふ。
  • 変質する「航空会社のマイレージ・サービス」その背景は?

    アメリカを中心とした世界の航空会社の多くは「マイレージ・サービス」という制度を設けています。マイレージ、つまり乗客は飛行した距離に応じた「マイル」を自分の会員アカウントに貯めていき、そのマイルが一定のレベルに貯まると無料航空券がもらえるという仕組みです。 この「マイレージ」ですが、従来は文字通り「飛行マイル」がベースとなっていました。例えば、ニューヨークからロサンゼルスへの大陸横断であれば片道2500マイル、ニューヨークから東京であれば6700マイルという具合です。その「還元率」はどうかというと、だいたい4~5往復すると1往復がタダというレベルですから、乗客としては熱心にマイルを貯めようとする、従って「他の系列に浮気はしない」という一種の「囲い込みマーケティング」が成立するわけです。 この「マイレージ」には更にエリート会員制度というものがあり、米系の大手の場合ですと年間2万5千マイルを飛ぶ

    変質する「航空会社のマイレージ・サービス」その背景は?
  • 『永遠の0』の何が問題なのか?

    先月に一時帰国した際、評判の映画『永遠の0』を観ました。また、小説も評判であるというのでこちらも読みました。どちらもプロの仕事であると思います。技術的に言えば、ストーリー・テリング(物語の展開)だけでなく、セッティングやキャラクターの造形、そして何よりも時空を超えた大勢のキャラクターが、物語の進行とともに「変化していく」効果が見事です。 キャラクターの「変化」というのは、「成長」したり「相互に和解」したり、あるいはキャラクターに「秘められていた謎」が明かされたりしてゆくという意味です。そうした効果を、時空を超えた複数のキャラクターを使って、しかも2000年代と第二次大戦期という2つの時間軸の中で実現している、そのテクニカルな達成はハイレベルだと思います。 更に言えば、老若男女の広範な層にまたがる読者あるいは観客は、多くのキャラクターの中から自分の感情を投影する対象を見出すことができるように

    『永遠の0』の何が問題なのか?
    albertus
    albertus 2014/02/06
    まさにその通り。百田は、特攻隊の遺族などに感情が入りすぎて、彼らの死が無駄死であり、犬死にであることを認めることができないのだ。
  • 追悼、フィリップ・シーモア・ホフマン

    ハリウッド映画には、アート的な人間ドラマというジャンルがあります。小説で言えば、純文学的なカテゴリであり、マーケットとしては大きくはありません。その一方で、こうしたアート的な映画、あるいはその中での演技というのは、それがオスカーの対象になることは多いわけです。 ですが、それは賞レースに組み込むことで、来は小さな市場しかない作品群をムリに売り出しているわけではないのです。こうしたジャンルの映画があり、そこで人材を鍛えるというシステムがなければ、ハリウッドというビジネス全体のクオリティが確保できないわけで、その意味ではこうしたアート系の映画を、アメリカ映画産業としては真剣に制作しているのだと言えます。 悪いことではありません。むしろ、必要なことだと言って良いと思います。日で言えば、古典芸能の世界と芸能界の関係に近いかもしれません。また、こうしたアート系の映画で活躍する「演技巧者」の人々は

    追悼、フィリップ・シーモア・ホフマン
    albertus
    albertus 2014/02/04
  • 若者の「悪ふざけ」がエリートの特権である社会とは?

    この夏、日では「バイトの悪ふざけ」というニュースが何度も大きく報道されていました。アメリカから見ていると、この「悪ふざけ」のカルチャーについて、日米の間には大きな違いがあり、色々と考えさせられたのも事実です。 まずアメリカの方ですが、若者の「悪ふざけ」というカルチャーはかなり確立されています。一般的には「プランク(プラクティカル・ジョーク=目に見える行為としての冗談)」と言われるもので、社会のあちこちに存在していますし、多くの場合は大人社会は「寛容」です。 いろいろな例がありますが、日でも有名なものとしては、メジャーリーグの「新人選手」が、ある時期に女装などの妙な格好をさせられるという「伝統」があります。「ルーキー・ヘイジング」とか「ルーキー・ラギング」と言って、例えば昨年は川崎宗則選手が妖精の扮装をさせられたりして、かなり定着したカルチャーと言えるでしょう。 また、アメリカの各大学に

    albertus
    albertus 2013/08/20
    「若者の『悪ふざけ』」がぎりぎり存在しているのは、京大の折田先生と卒業式とくらいかな・・・これも、あとどれくらいもつのか・・・
  • グローバル人材を育てるにはどうしたらいいのか?

    「最もイノベーティブな子ども」は学校においては「能力計測不能」の「モンスター」としてしか登場しようがない。でも、文科省や経産省の役人たちは「モンスター」については何も考えていない。何の指示も出していない。だから、教師たちは「モンスター」が出現したきたら、青くなって潰しにかかるはずである。 面目躍如と言っていいでしょう。この後の部分で、内田氏は「学校教育で潰されなかったとしたら、その半分は帰国子女だ」などとも言っています。実際に帰国子女を送り出す側の私には全く笑えない話ですが、ある部分では残念ながら深く納得させられるものがありました。 ですが、これに続く内田氏の提言は余りに抽象的で、無力感すら漂う感じなのです。例えば「学校教育の目的は金が稼げる知識や技能を習得させることじゃない」と言う以外に「計測不可能」な能力を持つ子供たちを学校教育に引き戻す言葉はない、とか、「学校教育の目的は次世代を担う

    albertus
    albertus 2012/05/18
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