5GでVRはどう変わる? MWC各社の展示から見えたその道筋 スペイン・バルセロナで2月25日から開催されたモバイル技術の展示会、MWC 2019(Mobile World Congress 2019)。MWCでは、次世代の高速通信である5Gが大きくフィーチャーされていました。スマートフォンメーカー各社が5G対応端末を発表したほか、5Gを活用したシステムや基盤技術、様々なソリューションなど、会場のいたるところで5Gに関する展示が見受けられました。 「大容量・低遅延」を謳う5Gを活用する一つの用途として、VRは注目されています。MWCでもその傾向は強く、各社が5Gを使って「VRがどのように変わるのか」を示唆するデモを展示していました。 まずはVR向け動画 韓国・LGが展示していたのは、5G対応の新型スマートフォンである「V50」向けのVR用動画配信サービスです。スマートフォンを差し込むタイプ