all-vitaminのブックマーク (852)

  • こんな症状にも牛黄が効く : 漢方薬とキノコの健康本

    牛黄は、慢性肝炎にも効果を発揮します。肝炎の初期の段階で摂取すると、肝硬変や肝がんに進むのを抑えるうえで有効です。

    こんな症状にも牛黄が効く : 漢方薬とキノコの健康本
  • 乳酸菌研究の歴史: 健康書籍ふるさと文庫

    パストゥールが発見した乳酸菌 肉眼では見ることができない細菌(多くは長さが一〇〇〇分の一~三ミリメートル)は、十七世紀にオランダのレーウェンフック(A.v.Leeuwenhoek)が自ら作った顕微鏡によってはじめて人類の目に触れることになりました。しかし細菌類がどんな働きをしているのかは十九世紀になるまでわかっていませんでした。乳酸菌を発見したのはフランスのパストゥール(L. Pasteur)で、一八五七年、甜菜(砂糖大根)糖のアルコール発酵漕の中で、乳酸を作りながら増える細菌として報告しました。同じ頃、ドイツのコッホ(R. Koch)は結核やコレラの原因が細菌であることを突き止め、目に見えない微生物が人間の世界と切っても切れない関係にあることが明らかになったのです。 その後いろいろな乳製品から乳酸菌が見つけられ、一八九九年にはフランスのティシエ(H.Tissier)が乳児の便からビフィズ

  • 動物性の生薬は微量で効く : 漢方薬とキノコの健康本

    わが国では、中国で使用されている生薬を「漢薬」、日固有の生薬を「和薬」と呼び、両者をまとめて「和漢薬」と称してきました。

    動物性の生薬は微量で効く : 漢方薬とキノコの健康本
  • 乳酸菌とはなんだろう?: 健康書籍ふるさと文庫

    乳酸菌はミルクの菌? みなさんは「乳酸菌」というと何を思い浮かべますか。「ヨーグルト」、「ビフィズス菌」などの答えが返ってきそうですね。最近は、テレビのCMや新聞広告でもさかんに宣伝されていますから、「下痢や便秘に効く」、「おなかにやさしい」ということをご存じの方も多いでしょう。どうも、乳酸菌というと、ミルクの中で増えてくる体に良さそうな菌、というイメージが一般的みたいですね。 たしかに、乳酸菌はミルクとも関係が深く、べたり飲んだりすればおなかの調子を良くします。けれども、乳酸菌は決してミルクの中だけで増えるわけではなく、またその効用は下痢や便秘には限りません。この冊子では乳酸菌とはどんな生物で、どう利用されているか、乳酸菌が私たちの健康とどう関わっているか、そして、乳酸菌の上手な摂取法についてお話ししたいと思います。 乳酸を作る細菌=乳酸菌 乳酸菌というのは、糖(炭水化物)を分解して主

  • アポトーシスの誘導作用 : 漢方薬とキノコの健康本

    私たちの体は膨大な数の細胞から成り立っていますが、その中の、たとえば古くなった細胞、ウイルスが感染した細胞、遺伝子が傷ついた細胞などのように、体にとって好ましくない状態の細胞は、自らを分解して死んでしまいます。

    アポトーシスの誘導作用 : 漢方薬とキノコの健康本
  • 目の網膜中心静脈閉塞症にも有効【納豆】: 健康書籍ふるさと文庫

    コストと安全面からも注目 ナットウキナーゼの血栓溶解能を期待して、最近は臨床的にも納豆が網膜中心静脈閉塞症の患者などの治療に使われ、実際に良い成績が得られています(39ページ写真) 鳥取大学医学部での例をみてみましょう。58歳の男性の患者さんは、突然、右眼の急激な視力低下を自覚し、右眼の「切迫期網膜中心静脈閉塞症」と診断。すぐに内服治療を受けたが良くならず、入院加療となりました。そして、内服と止血剤の点滴とともに、市販の納豆1パック(100g)を毎日夜に摂取してもらったのです。 すると、10日目には眼底出血が消え、20日後には眼底静脈の閉塞の改善が見られ、視力も回復しました。その後も一週間に二度の納豆事療法を継続したところ、2ヶ月後には血管の走行に異常はみられず完治。また副作用もありませんでした。これは納豆中のナットウキナーゼの線溶亢進作用が功を奏したものと思われます。 血栓を防ぎ骨を

  • 免疫枯渇を防止する : 漢方薬とキノコの健康本

    トリテルペン類の特筆すべき機能として、免疫枯渇防止作用というものがあることは、すでに述べました。この免疫枯渇という言葉は、あまり耳慣れないかもしれません。

    免疫枯渇を防止する : 漢方薬とキノコの健康本
  • 第二世代の健康キノコ : 漢方薬とキノコの健康本

    これらの生理活性物質のうち、ベータ・グルカンは、メシマコブやアガリカス、霊芝、ハナビラタケなどのような「第一世代キノコ」に多く含まれている免疫賦活物質ですが、ベニクスノキタケにも、これらのキノコ以上に豊富に存在しているという研究結果が出ています。

    第二世代の健康キノコ : 漢方薬とキノコの健康本
  • 骨の病気予防と納豆の相関関係【納豆】: 健康書籍ふるさと文庫

    消費量と逆の「西高東低型」 骨には人体の99%のカルシウムが蓄えられていますが、血液中にカルシウムが不足すると、カルシウム濃度を一定に保つために骨からのカルシウムが吸収されることになります。 特に女性はホルモンの関係もあり、歳をとるにつれてだんだん骨吸収の方が骨形成を上回ります。このアンバランスのために徐々に骨量が減って、その密度が病的に低くなるという骨粗鬆症になりやすいのです。 この骨粗鬆症は老人の割合が増えつつある今日の大きな社会問題ともなっていますが、最近この病気に納豆摂取量が深く関係することが分かってきました。 都道府県別の大腿骨頚部骨折患者数の推計と県庁所在地の一世帯当たりの納豆の消費金額を比べてみると、納豆の消費金額が多い地域は、少ない地域にくらべ足の付け根の大腿骨頚部の骨折が少ないことがわかったのです。納豆摂取量と反対にこの病気は西高東低であることが明らかにされています。 血

  • 台湾だけに自生する伝承薬 : 漢方薬とキノコの健康本

    ベニクスノキタケというキノコの名になじみのない方は、おそらく多いことだと思われます。それもそのはず、ベニクスノキタケは、世界でも台湾だけに自生しているという、大変めずらしい種類のキノコだからです。 学名は「Antrodia cinnamomea(アントロディア シナモーミア」といい、原産地の台湾では「樟芝」という名で呼ばれています。その色は、鮮紅色から褐色といったところです。

    台湾だけに自生する伝承薬 : 漢方薬とキノコの健康本
  • 強力で持続する血栓溶解作用【納豆】: 健康書籍ふるさと文庫

    薬より半減期が長い ナットウキナーゼの血栓溶解作用で優れている点は、その持続性にあります。病院での血栓溶解剤(注射薬)は、いずれも一度血液の中に入るとそこで作用する時間(半減期)が4~20分と極めて短いため、点滴している間だけしか作用しません。 一方、納豆のナットウキナーゼは口から摂った場合、短い人で4時間、長い人では8~12時間という驚くほど長時間作用することがわかりました。 8ページの表は、納豆摂取後の血液中の血栓溶解活性の変化を調べたものです。ELT(Eugloblin Lysis Time)が減少しEFA(Euglobulin Fibrinolyis Activity)が増加していることがわかると思います。これらは共に、血液中の血栓溶解活性が高まっていることを示しています。 また、実験的に血栓を血管内に作った犬に飲ませて血栓が溶けることも血管造影法で確認されています(上の写真)。

  • ナットウキナーゼってなにもの?【納豆】: 健康書籍ふるさと文庫

    納豆の中の酵素 7ページの写真は、ナットウキナーゼの発見のきっかけとなったものです。 シャーレの中に作った人工血栓(白い部分)の上に納豆あるいは一般に〝糸〟と呼ばれているネバネバの部分を置き、体温とほぼ同じ37℃に放置したときの状態です。 納豆、あるいはネバネバの周りの血栓が溶けて黒くぬけて見えることが分かります。人工血栓を溶かした張人は、納豆に含まれる酵素。この強力な酵素が現在「ナットウキナーゼ(Nattokinase)」と呼ばれているもので、世界の約200種類の品中で最も強力な血栓溶解作用を持つ酵素なのです。 薬に匹敵する量と質 私達がべている市販の納豆中のナットウキナーゼ量は、使用される納豆菌の種類や納豆の作り方で変わってきますが、その活性を、例えば病院でよく使われる血栓溶解剤「ウロキナーゼ」をもとに換算すると、湿重量1g当たり約1600国際単位にも相当します。 これを単純計算

  • 身近なキノコで最大のガン抑制率 : 漢方薬とキノコの健康本

    キノコのなかには、ガンに対して大きな効果を発揮するものが多いことはよく知られています。実際に医療現場では、シイタケなどのキノコから抽出した成分が抗ガン剤(免疫賦活剤)として使用されているほどです。

    身近なキノコで最大のガン抑制率 : 漢方薬とキノコの健康本
  • 梅肉エキスは効率的【梅干し】: 健康書籍ふるさと文庫

    塩分少なく効きめは大 塩分の心配をせず、うめぼしの薬効を期待したい方に最適なのが「梅肉エキス」です。梅肉エキスは、完熟直前の青梅の汁を濃縮するものですから、塩をつかいません。 つくり方は次のとおりです。 ①熟す前の青梅を用意します。きれいに水洗いし、ふきんで水けをとります。 ②うめを割りタネを取り除きます。 〝梅割器〟 が便利ですが、なければ木づちなどで叩いて割ります。 ③実をすりつぶし、汁をしぼりだします。すり鉢やおろし器ですりつぶすより、ジューサーで一気にかけると楽です。 ④木綿布でこしたしぼり汁を土鍋かホウロウ鍋に入れ、弱火でことことと煮詰めます。 ⑤しゃもじやスプーンでよくかきまぜながら煮詰めていくと、汁が茶色にかわり、さらりとした液状になります。黄色の泡はすくいとります。 ⑥やがてねばりけがでて、アメ状のような感じになれば火を止めて出来あがりです。あとは熱いうちに容器に入れ、自然

  • 高血圧の予防と改善にも役立つ : 漢方薬とキノコの健康本

    ハタケシメジの摂取が高血圧対策に役立つことは、鈴鹿医療科学大学の研究グループが実施した動物実験で証明されています。 遺伝的に高血圧を発症する素因をもったマウス(SHR)に、ハタケシメジを2%混ぜたエサを5週間にわたって与え、6週目からはハタケシメジを10%混ぜたエサを与えたところ、7週目には何も与えなかった対照群のマウスに統計的な有意差をもって顕著な血圧の降下がみられたというのです。

    高血圧の予防と改善にも役立つ : 漢方薬とキノコの健康本
  • すっぱいけどアルカリ性食品【梅干し】: 健康書籍ふるさと文庫

    強力なアルカリ性 うめぼしはその酸っぱさのせいで、酸性のべ物だと思っている人も多いでしょう。だが、酸っぱいから酸性、とは限らないのがべ物の不思議なところ。 あるべ物が酸性かアルカリ性かは、それを灰にしたあとに残るミネラルが酸性のものが多いか、アルカリ性のものが多いかで判定します。 うめぼしの場合、多く含まれているミネラルはカリウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、鉄分、カルシウムなど。これらのうち、酸性のミネラルはリンだけ。あとはすべてアルカリ性です。 つまり、うめぼしは強力なアルカリ性のべ物なのです。 酸性にかたよる生活 酸性とアルカリ性のどちらが大事ということは、一概にいえるものではありません。要はバランス。どちらかにかたよってしまうことがいけないのです。 ところが、現代の生活はどうしても酸性品にかたよりがちなのです。肉、卵、乳製品、米、パンなどは酸性ですし、インスタント

  • 糖尿病は全身をむしばむ怖い病気 : 漢方薬とキノコの健康本

    血液中の糖は、通常、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きで、順次、全身の細胞に送り込まれます。インスリンが細胞表面に設けられた特定のドアをノックすると、その刺激で細胞がドアを開き、糖が取り込まれるしくみになっているのです。

    糖尿病は全身をむしばむ怖い病気 : 漢方薬とキノコの健康本
  • クエン酸の疲労回復力はすごい【梅干し】: 健康書籍ふるさと文庫

    疲労物質を分解する うめぼしの重要な成分のひとつにクエン酸というものがあります。このクエン酸は疲労回復にたいへん効果のある物質です。 疲労の原因は乳酸とよばれる疲労の素です。この乳酸が筋肉に蓄積されると、こりやだるさとなって現れます。 乳酸はでんぷんが分解されてつくられる物質ですが、クエン酸にはこの乳酸を水と炭酸ガスに分解して、からだの外へ出してしまう働きがあります。 しかもクエン酸は、乳酸そのものもつくりにくくするのです。 レモンよりうめぼしが効く スポーツをやったことがある人なら、クエン酸の効果の素晴らしさを身をもって体験したことがあるでしょう。疲れたときにレモンをかじると、活力がもどったようにスッキリするはずです。 これは、レモンに含まれているクエン酸が、疲労の素である乳酸を分解してくれるからなのです。それと同じクエン酸が、うめぼしにもレモンに劣らず多量に含まれているのです。 カルシ

  • 念願の人工栽培についに成功 : 漢方薬とキノコの健康本

    キノコの仲間はどれも、自分で栄養を作り出せないため、別の生物に依存してそこから栄養を補給し、生命活動を営んでいます。 このとき、木材成分を分解して栄養にするキノコを「腐生菌」といい、方や、生きた植物の土中の根に寄生して宿主とともに共生するキノコを「菌根菌」と呼びます。

    念願の人工栽培についに成功 : 漢方薬とキノコの健康本
  • 梅の名所ことはじめ【梅干し】: 健康書籍ふるさと文庫

    ●水戸が梅の名所になったわけ 梅といえば有名なのは、水戸の偕楽園です。いまでも春ともなれば、数多くの観光客が訪れる梅の名所です。 水戸の梅が有名になったのは、烈公の呼び名で知られる九代藩主・徳川斉昭の功績です。この烈公は江戸もだいぶ後期の人ですから、おなじみ水戸黄門の光圀公の頃は、水戸にはほとんど梅の木はなかったくらいなのです。 さて、この烈公は梅の花を愛していただけでなく、その薬効にも注目していたので、なんとか梅を水戸に根づかせようと、自ら江戸などで梅の実を集め、水戸の地に植えていきました。藩校である弘道館を新設したときは、そのまわりに数千もの梅を植えています。これが現在の偕楽園なのです。 烈公はまた、うめぼしのつくり方にも持論があり、その製法を記しています。これはしその葉をつかった、現在のうめぼしと同じもので、酒気を加えると柔らかくなるので、酒樽をつかうといいなどの工夫も加えています