ジェフ・ベゾス氏や、イーロン・マスク氏といった多くの起業家が、宇宙開発など宇宙関連の産業である「宇宙ビジネス」への参入を進めている。宇宙ビジネスの魅力は一体どこにあるだろうのか? 佐藤氏は「宇宙には夢があります。その神秘に思いをはせるような、ただのロマンだけではありません。宇宙は、大企業でもスタートアップ企業でも既存の規制やルールなどに縛られずに新しい自由な発想で事業を展開できるという“ビジネスとして”希望にあふれた場所なのです」と語る。 デジタルデータの多様化とデータビジネスへの注目が集まる中、既存にないデータを生成するという意味で、人工衛星から得られる「衛星データ」が重要視されている。スマートフォンの地図アプリを使って目的地にたどり着けるのも明日の天気を確認できるのも衛星データによるものである。 宇宙ビジネスは、国境をまたいでビジネスを展開でき、ルールメイクの段階から参入可能だ。「活動