東京都内を1匹で動き回るサルが相次いで目撃されていますが、8日は、さらに都心に移動し、港区六本木にあるスペイン大使館や、紅葉を楽しむ人たちでにぎわう新宿御苑に姿をあらわし、警察などが捜索に当たりました。 そして午前8時すぎには、港区六本木にあるスペイン大使館の警備員から「屋根の上にサルがいる」と通報があり、警察官や区の職員が敷地内を捜索しました。 スペイン大使館の向かいにあるスウェーデン大使館の職員のヨハンソン弘美さんは、「警察が大勢集まっていてサルがいることを聞きました。まさか大使館にサルが入ってくるとは思わずびっくりしました」と話していました。 サルは、その後も都心を北に向かって移動を続けたと見られ、午前11時すぎには、スペイン大使館から北西に3キロ離れた新宿御苑で新たに目撃情報が寄せられました。 新宿御苑は、ちょうど今が紅葉の見ごろを迎えていて、午後1時ごろにも、訪れていた人が敷地内