木々に氷が付き真っ白になる『霧氷』。冬ならではの景色を求めて登る霧氷登山で大人気の奈良県・大峯山系にある『観音峰』。1月末から2月末までの週末には『霧氷号』というバスが運行されているので、多くの登山者で山は大賑わい。観音峰展望台から見る雪をかぶった大峯の山々は心洗われる美しさ。霧氷が見られる日は、気温が低く寒いのですが、近くに名湯・洞川温泉があり、心も体もホカホカピカピカになれる場所です。 冬季週末の午前9時過ぎから、多くの車や登山ツアーバスが続々と集まる観音峰登山口。トイレを済ませ、ストック(杖)や軽アイゼン(靴につける6本爪の滑り止め)など、雪山装備を整える登山客で混雑する東屋の中は、ちょっとした緊張感が漂っています。初めて雪山に登る人にとっては、これから始まる山行に不安を感じるのも当然のこと。でも、大丈夫。展望台までの道はしっかり整備されていますから、勇気をもって出発しましょう。 観