ゲームの社会的意義についてあらためて考えさせられます 9月6日から8日にかけ、パシフィコ横浜にて開催中の「CEDEC 2011(コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2011)」。そのインタラクティブセッション会場にて、リハビリ患者や視覚障がい者を対象とした、ちょっと変わったゲームを見つけたので紹介します。 1つ目は、九州大学大学院芸術工学研究院講師の松隈浩之氏らが展示している「樹立(きりつ)の森 リハビリウム」というゲーム。WiiバランスボードとPC用ソフトを組み合わせることで、リハビリ訓練の中でも特に単調でつらいとされる「起立運動」を、楽しみながら行うことができるようにと開発されたものです。 最初にWiiバランスボードの上に立ってゲーム開始。「せ~の!」の声に従って、イスに座ったり、バランスボードの上に立ったりを繰り返すと、気持ちのいい音や映像とともに、画面上の「