新型コロナウイルスに対する子どもたちの意識について、国立成育医療研究センターのグループが調査を行ったところ、多くの子どもが自分や家族が感染した場合に、人に知られることに抵抗を感じていることが分かりました。専門家は、こうした意識は差別や偏見につながるおそれがあるため、注意が必要だとしています。 このうち、自分や家族が感染した場合について質問したところ、いずれも複数回答で ▽「秘密にしたい」と回答した子どもは32%で、 ▽「秘密にしたいと思う人が多いだろう」と回答した子どもが47%と、 多くの子どもが感染を人に知られることに、何らかの抵抗を感じていることが分かりました。 また、感染して治った子どもに対する意識については、複数回答で ▽「あまり一緒には遊びたくない」と回答した子どもが22%、 ▽「遊びたくない人が多いだろう」と回答した子どもが40%となりました。 グループでは、こうした意識は差別