ブックマーク / www.artpedia.asia (6)

  • 【美術解説】森万里子「自己変容するためのセルフポートレイト」

    ・Birth of a Star, ・Nirvana, ・Dream Temple, ・Wave-UFO, ・Pure Land, ・Tom Na-hui 森万里子(1967年生まれ)は日の現代美術家。村上隆、奈良美智と並んで世界的な評価を得て、成功している日の現代美術家の1人。 彼女の作品は世界中の美術館や個人コレクターに所蔵されている。 森は長い間、都市と未来に関連したSF的なセルフポートレイトを特徴とした作品を制作している。 彼女の作品は、思春期のファンタジー、ナルシシズム、ポップカルチャー、宗教、ファッションなど、多くのテーマにも触れている。 また、日生まれの森は、芸者や漫画、日の伝統文化に影響を受けたキャラクター作品が多数登場する。 キャリア全体を通じていえることの1つは、自己意識を超越し、変容する手段としてこうしたものに関心を抱いてたことである。 森は2003年にブレゲ

    【美術解説】森万里子「自己変容するためのセルフポートレイト」
    altid
    altid 2020/11/19
  • 【作品解説】ミロ・モアレ「裸の自撮り」

    《裸の自撮り》は2015年にスイスの「アート・バーゼル」の公共スペースで、ミロ・モアレが行ったパフォーマンス・アート。 モアレは通行人と自撮りするが、モアレ自身は裸で撮影するというものである。このパフォーマンスは、現在のポップ・カルチャーや、InstagramやFacebookなどのソーシャルメディアにおける「自撮り文化」を風刺したものだという。 モアレは「私たちは現在、どこで、誰と、何をしているかを常に自撮りして露出している」という。つまり、多くの人はデジタル社会上に個人の重大なありとあらゆる「裸の情報」を展示しているのだと。それはモアレが公共空間で裸で自撮りするのと同じである。 さらに、自撮りでアップロードされる写真の大半は、自己顕示や自画自賛を目的としているとモアレは主張する。デジタル社会における自己露出性と自画自賛性は、そのままモアレ自身が行っているヌード・パーフォマンスと同じであ

    【作品解説】ミロ・モアレ「裸の自撮り」
    altid
    altid 2020/11/19
  • 【作品解説】ロバート・E・リー記念碑の改ざん「最も影響力のあるアメリカのプロテスト・アート」

    『ロバート・E・リー記念碑』は、2020年6月、ミネアポリスで発生したBLM運動が全米に拡大していく中で起こったプロテスト・アート。バージニア州リッチモンド中心地に設置されているリー将軍像が奴隷制の象徴として落書きなどの改ざんを受けた芸術。 2020年10月、改ざんされた記念碑は、第二次世界大戦以来、最も影響力のあるアメリカのプロテスト・アートの1つと評価された。台座はカラフルな落書きで覆われており、手描きのメッセージの多くは警察を非難し、体系的な人種差別や不平等の終焉を要求している。 1890年以来、巨大な馬術像がバージニア州リッチモンドにそびえ立っている。リー像は馬の上に21フィート(6.4m)の高さ、12トンの重さで設置されている。台座を含めた像全体は60フィート(18 m)の高さである。 これは、最初の南軍南部連合の旧首都に建立された記念碑で、リッチモンド市の歴史的なモニュメントア

    【作品解説】ロバート・E・リー記念碑の改ざん「最も影響力のあるアメリカのプロテスト・アート」
    altid
    altid 2020/11/19
  • 【美術解説】ミロ・モアレ「アートとポルノの境界線上にいる現代美術家」

    ミロ・モアレ(1983年5月7日生まれ)はスペイン・スロべニア系の両親を持つスイスの現代美術家、モデル。スイス在住だが、おもにドイツのデュッセルドルフを基盤に芸術活動をしている。 スイスのベルン大学で美術と心理学を専攻し、マグナ・クム・ラウデ(成績上位者)を受賞して卒業している。《PlopEgg》《The Script System No.2》《Mirror Box》などのパフォーマンス・アート作品がよく知られている。 2013年ごろから公共空間でのヌード・パフォーマンスで注目を集めはじめる(正式には2007年から活動している)。2015年の「アート・バーゼル」でゲリラ的に現れてヌード・パフォーマンスを行い、話題を呼んだ。 モアレは自身の芸術の立ち位置について、意図的にアートとポルノの境界線上にあると主張している。彼女のウェブサイトで「無修正」と記載された動画は有料で視聴することができる。

    【美術解説】ミロ・モアレ「アートとポルノの境界線上にいる現代美術家」
    altid
    altid 2020/11/04
  • 【美術解説】奈良美智「ロックと純粋性を兼ね備えた少女」

    奈良美智(1959年12月5日、青森県生まれ)は、日の画家、彫刻家、ドローイング作家。1990年代に発生した日のネオ・ポップムーブメントの時期にアートワールドで注目されるようになる。 無垢で目を大きく見開いた子どもや犬がモチーフの作品が特徴で、トレードマークともなっている。こうした彼らの作風は、幼少期から感じている退屈と孤独だった子ども時代の感覚をすくい上げ、また同時に退屈と孤独から自然と発生する激しい独立心を取り戻そうようとする試みであると言われている。 奈良は武蔵野美術大学を1年で中退して、1981年に愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻に編入し、1985年に卒業、1987年に同大学大学院修士課程を修了。1988年にドイツ留学して2000年に日に帰国。 現在は日の栃木在住で日々制作をしているが、作品発表は日のみならず世界中で展開している。1984年から40以上の個展を開催し

    【美術解説】奈良美智「ロックと純粋性を兼ね備えた少女」
    altid
    altid 2020/11/04
  • 【美術解説】ダミアン・ハースト「金と死」

    ダミアン・ハースト(1965年6月7日生まれ)はイギリスのア現代美術家、実業家、コレクター。「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」の中心的な存在であり、1990年代のイギリス・アートシーンに最も貢献した人物である。 イギリスで最も稼ぐアーティストとしても知られており、2012年の『サンデー・タイムズ・リッチリスト』によれば、ハーストの財産は約10億ドルだと見なされている。1990年代にハーストの芸術活動はコレクターのチャールズ・サーチと密接な関わりがあったが、摩擦があり2003年までには疎遠になっている。 「死」はハースト作品の主要テーマである。ハーストが有名になったのはホルマリン漬けされた動物作品(サメ、羊、牛など)シリーズ『自然史』だとされている。代表的な作品は、4.3メートルのイタチザメを透明ケースにホルマリン漬けした『生者の心における死の物理的な不可能』だろう。 200

    【美術解説】ダミアン・ハースト「金と死」
    altid
    altid 2020/10/19
  • 1