長崎県佐世保市の高校1年、松尾愛和(あいわ)さん(15)を殺害したとして27日、中学から一緒だった同級生の女子生徒(15)が逮捕された事件は、遺体の首や手首が切断されるなど凄惨(せいさん)を極め、関係者から驚愕と戸惑いの声があがった。インターネット上では、加害者が犯行後の様子を撮影、投稿したとする真偽不明の画像も拡散する事態となった。感情の起伏が激しかったというが、犯行を認め落ち着いた様子で取り調べを受けているという生徒と、殺害された松尾さんの間に何があったのか。急に泣き出すことも 2人は中高一貫の進学校に在籍。逮捕された生徒の知人らは、生徒について「勉強好きで頭の良い子だったが、感情の起伏が激しい」とみていた。被害者の松尾さんは面倒見がよく明るい性格。校長らが記者会見した高校側の説明では「2人が特に親しいとは把握していない」という。 生徒を幼いころから知っているという女子専門学校生(18