経営戦略としての産休・育休 川島高之氏(以下、川島):それでは、簡単にご自身の紹介と、今日の「マタハラNet」、あるいは女性の活躍に関係するようなことをお話していただければと思いますが。じゃあ、青野さんから。 青野慶久氏(以下、青野):サイボウズの青野といいます。今日はお集まりいただきましてありがとうございます。サイボウズは「グループウェア」という、まさに会社が多様な働き方をするための情報共有インフラにあたるソフトを作っている会社になります。 元々サイボウズはITベンチャーで土日出勤当たり前「終電がある時間に帰るなんて」といって、朝会社に来ると会議室で誰か寝てるみたいなのが普通の会社だったんですけど、2005年に離職率が28%という非常に高い値となってしまいました。 4人に1人は辞めるので「これはさすがに効率よくないね」と。また採用して教育しないといけない。ということで働き方をもっと見直し