マイナス金利でも手堅く資産運用を図りたい。そんな人こそ始めるべき、有利な制度がある。節税効果で実質年利15%以上を叩き出す、最強の老後資産構築術を伝授する! 老後に受け取る公的年金の額は減額されるばかりで、定年後の生活に不安を感じる人も多いだろう。ファイナンシャルプランナーの山崎俊輔氏はこう警告する。 「年金制度は破綻することはないでしょうが、生活に必要最低限の額を受け取るのが関の山でしょう。教育費や住宅ローンの返済に追われている人ほど、なるべく早く『自分年金』づくりをスタートしないと間に合いません」 そこで山崎氏が勧める“最強”の資産形成術が個人型確定拠出年金(以下、個人型DC)だ。 「老後のために自分で投資信託などにお金を積み立てていく制度なのですが、他の金融商品にはない『特典』があります。積み立てた金額の最低15%が実質的に『キャッシュバック』されるのです」 そのカラクリは節税効果。